どうも、指1ギター管理人です。
この記事ではギブソン・レスポールジュニアを愛用していた
アーティストやギタリストを管理人の独断と偏見でまとめてみました。
レスポールジュニアと言えばリアにP-90を一発だけ搭載した
非常に潔いスペックとシンプルで無骨なルックスからロックなイメージですが、
実際に使用していたアーティストを見ると、
以外に幅広いジャンルのプレイヤーにも愛されていたことが、
分かるエレキギターだと分かると思います。
レスポールジュニア使いのプレイスタイルを知ることで、
実は知らなかったレスポールジュニアの魅力を発見出来るかも知れないですよ。
ではでは、レスポールジュニア使用ギタリストを見ていきましょう!
レスポールジュニア 使用ギタリスト(アーティスト)-海外編
ここからはレスポールジュニアを使用する海外のアーティストや
ギタリストを紹介いたします!
ロッケンローラーから、ギターボーカルや、あの超絶ギタリストも
レスポールジュニアを弾いていましたよ!
レスポールジュニアとキース・リチャーズ(ローリング・ストーンズ)
キースのトレードマーク言えば「ミカウバー」や「マルコム」の名称で知られる
フェンダー・テレキャスターですが、実はレスポール・ジュニアの知名度を爆発的に上げた
立役者の一人でもあります。
レスポール=ロックのイメージを作り上げたギタリストは多々居ますが、
レスポール・ジュニアに拘るギタリストはそこまで多くは無いのですが、
テレキャスター同様にシンプルな構造のギターがキースのお気に入りだったのかも知れませんね!
キースは元々、上位機種であるレスポール・スタンダードやカスタムを
所有していた時期がある事を考えると、
ステージであえてレスポール・ジュニアを使うにはサウンドなりルックスなりに
大きな魅力を感じていたと考えられますね。
1958、1959年製のリアル・ヴィンテージのダブルカッタウェイの
モデルを持っている姿がファンには印象的な様です。
実戦でもガンガン投入できる様にブリッジはバダスタイプへ改造されていて、
トーン・ボリュームノブにはテレキャスター用の金属ノブに交換されているのも
面白い所ですね!
のちにメインギターはフェンダー・テレキャスターとなりますが、
キースの中でしっくりと来る何かがレスポールジュニアにはあったのでしょう!
↑レスポールジュニアを演奏するキース・リチャーズ氏の映像です。
まさにロックンロールサウンドですね!
レスポールジュニアとレズリー・ウエスト(マウンテン)
サウンド面で言えば、マウンテンのギターボーカルである
レスリー・ウエストのレスポール・ジュニアの豊かな中域や歯切れの良い
P-90サウンドを活かした激しい歪みでの個性的な音作りが大きな注目を集めました。
多くのプロギタリストは上位機種のレスポールスタンダードや
カスタムを使っていたことが多い中で、
レスポールジュニアがただの廉価版では無いという潜在力を
見せつけたギタリストの一人と言えるでしょう!
ギブソン特有の図太さを持ちながらもシングルコイルの持つ
ワイルドさを活かしたサウンドは正にロックギターそのもので、
非常にヘヴィーなブルースロックサウンドが現代のハードロックや
ヘヴィーロックにも大きな影響を与えたと言われています。
レスポールジュニアとゲイリー・ムーア
数々のヴィンテージ・ギターを所有し
エモーショナルなハイテクフレーズを引き倒すスタイルの
ゲイリー・ムーア氏も、
あまり知られていない様ですがレスポールジュニアを
愛用していた時期がありました。
ゲイリー氏はレスポールジュニアはガシャガシャと
バッキングだけに特化したギターでは無い事をある意味で証明した
プレイヤーなのかも知れませんね。
まぁ、ゲイリー氏が弾けば、恐らくどんなギターでも
彼のサウンドになってしまうと言うのもあるかも知れませんが(笑)。
レスポール・スタンダードやストラトキャスターを演奏する
ゲイリー氏がファンには一般的かもですが、
ジュニアを弾きまくる姿もカッコ良いですね!
レスポールジュニアとジョン・レノン(ザ・ビートルズ)
長年、エピフォンのカジノを愛用していたビートルズのジョン・レノン氏ですが、
テレビ番組でロックンロールの神とも言われる「チャック・ベリー」氏との共演では
フロントにチャーリー・クリスチャンピックアップを搭載した
ジュニアを演奏しました。
2ピックアップ仕様で3Wayトグルスイッチの増設から
レスポールスペシャルと思われがちですが、
コントロールは1ボリューム・1トーンのままです。
キース同様に世界的スターの愛用でレスポールジュニアは
世界中から注目を集めます。未だにジョン・レノンモデルのジュニアと言えば、
このスタイルが一般的ですね。
レスポールジュニアとビリー・ジョー・アームストロング(グリーン・デイ)
初期のグリーン・デイではフェルナンデスの改造ストラトが
トレードマークだった印象が強いですが、
大ヒット作「アメリカン・イディオット」以降は
ギブソンのギターを持つ事が多くなった印象ですね。
本人は通称「フロイド」と言う名の1956年製のヴィンテージの
ジュニアを愛用しています。
ギターボーカルながら歯切れの良いパンキッシュなサウンドを圧倒的な
パフォーマンスでかき鳴らす姿は圧巻ですね!
激歪みまではいかないですがハイゲインなサウンドを求める
彼のシグネイチャーモデルにはスタックハムの「H-90」という
ピックアップが搭載されている事から若干、ハイパワーで太い音がすると
評価される事もあります。
レスポールジュニア使用の日本人ギタリスト(アーティスト)
後藤正文(アジアン・カンフー・ジェネレーション)のレスポールジュニア?
個性的なJ-ROCKバンドと名を馳せる
「アジアン・カンフー・ジェネレーション」のギターボーカルの
ごっちこと後藤正文氏のメインギターは
ダブルカッタウェイのチェリーレッドのジュニアを
持つ姿を見ることが多いですが、
リアル・ヴィンテージとギブソンのヒストリックコレクションを
所有していますが、他にもジョン・レノンモデルも愛用しています。
アジカンはリードギタタリストがレスポール・スタンダードなので
アンサンブルとしても棲み分けがしやすい音だと言うコメントをしていた事を
記憶しています。
最近ではスペシャルを持っている事が多い印象もありますが、
やはりサウンドバリエーションが広くて使いやすいのかな?
真島昌利(ザ・クロマニヨンズ)
ザ・ブルーハーツ、ザ・ハイロウズを経て
ザ・クロマニヨンズのギターリストの「マーシー」こと
真島昌利氏もレスポールジュニアを愛用しています。
ストラトキャスターやテレキャスター、レスポール・スタンダードなど
割と王道なギターからグレッチなど
様々なギターを演奏する姿が散見されますが、
どんなギターを弾くかは「気分」で決めていると言う
天性のロッカーぶりを発揮した発言を
インタビューを何かで見た気がします。
ロックンロールの王道フレーズを多用する
真島氏のプレイスタイルにはストレートな音がする
ジュニアはバッチリなギターでは無いでしょうか?
ブルーハーツの頃にはスペシャルを
メインギターとしていた事からP-90のサウンドには
長年、惹かれる所があるのでしょうね!
谷口鮪(KANA-BOON)
若手、J-POPバンド「カナブーン」のギターボーカルの
谷口氏のメインギターはダブルカッタウェイの
ギブソン・レスポールジュニアです。
リードギターの古賀氏はレスポール・スタジオを
愛用している事からアジカンに似た構成だなと思ったら、
何とバンド結成時はアジカンのコピバンもやっていたと言う
アジカンフォロワーだった様ですね。
RECではテレキャスターも使用したりしているそうで、
やはりロックなギターボーカリストにはシンプルで
ストレートなギターが似合いますね!
レスポールジュニア使用ギタリストまとめ
いかがでしたでしょうか?
レスポールジュニアを使用するギタリストは、
1ピックアップと言うことでギターボーカルやシンプルな
プレイスタイルの愛用者が多いですが、
ゲイリー・ムーアなど凄腕プレーヤーにも
一時期ですが、愛用されていました。
レスポールジュニアはレスポールスタンダードの
廉価版として発売しましたが、今では決して下位モデルでは
無くレスポールジュニアの音が受け入れられている印象ですね。
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