" ギブソン レスポールスタジオ、コスパ最高おすすめモデルの特徴はコレ!

ギブソン レスポールスタジオ

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レスポールスタジオヘッド
photo by Bill Bradford

どうも、指1ギター管理人です。

今回はギブソンのレスポール スタジオについて
解説してみようと思います。

巷では、お値段がそれほど高くないのに
使えるレスポールとしてコストパフォーマンスの高さで
人気を博しているモデルですが、

実は派生モデルも含めると割と幅広いラインナップと
なっていますので、まとめて見ましたよ。

この記事を読むことで最新モデルから中古でしか
入手出来ない機種まで、あなたにオススメのレスポール スタジオが
見つかるかも知れませんね!

では、早速いってみましょう!



ギブソン レスポールスタジオの魅力!価格は安くサウンドそのまま?

Yamaha SL700C

ギブソン レスポール スタジオは1983年頃から
ギブソンUSAでレギュラーラインナップとして
発売されている製品です。

オリジナルのギブソン・レスポールを出来るだけ
安価で入手したいというユーザーからの需要に答えた形での
企画・開発と言われ、

音に関わる部分ではレスポール スタンダードのスペックを
踏襲しつつも装飾的な部分を削ることでコストカットに成功しています。

モデル名の「Studio」とは、その名の通り
レコーディング・スタジオでの使用が考えられていて
レスポール・スタンダードと遜色のない音質を
持つという意味を込められていると言われています。

レスポール・カスタムやスタンダードの様に
ステージ映えはしなくともレスポールの音が欲しいと言う
プレイヤーには特に人気のコスパの高いモデルですね。

レスポールスタジオ スタンダード トラディショナル クラシックの違い!

↑の動画はレスポール・スタンダード、スタジオ、トラディショナル、クラシック、カスタムの5種類を弾き比べています。

以下はスペックの比較表です。
現行品レスポールスタジオと他モデルの違いを見てみましょう!

ネック&指板R ペグボディ ボディトップ / ウエイトリリーフ ブリッジ ピックアップ ピックガード 配線
レスポールスタジオ スリムテーパー
12R
グローバー/キドニーボタン
メイプルトップ / ウルトラモダン・ウエイトリリーフ
ナッシュビル / クローム仕上げ 490R&498T 2ボリューム(プッシュ/プルでコイルタップ)2トーン、3ウェイ・トグルスイッチ
スタンダード
アシンメトリー・スリムテーパー / コンパウンドラディアス
グローバー・ロックペグ / キドニーボタン
AAAグレードトップ / ウルトラモダン
バーストバッカー プロリズム&プロリード

 

マウントなし / クリーム付属 HP-4 サーキット&2ボリューム(プッシュ/プルでコイルタップ)、2トーン(プッシュ/プルでフェイズ切り替え)、3ウェイトグルスイッチ
トラディショナル ラウンデッド / 12R ヴィンテージ・デラックス / キーストーンボタン
AAグレードトップ / ソリッドボディ
ABR-1 / ニッケル仕上げ

 

 

バーストバッカー 1&2

2ボリューム、2トーン、3ウェイ・トグルスイッチ(オレンジドロップ手配線)
クラシック スリムテーパー / 12R グローバー / キドニーボタン メイプルトップ / 9ホール

バーストバッカー61R&61T

クリーム
2ボリューム(プッシュ/プルでコイルタップ)、2トーン(プッシュ/プルでフェイズ切り替え)、3ウェイトグルスイッチ

比較スペック表には記載していませんが、以下の仕様は共通です。

 

  • メイプルトップ&マホガニーバックボディ
  • マホガニーセットネック
  • ナット幅:43.05
  • テクトイドナット
  • クライオ処理フレット
  • アクリル・インレイ
  • ニトロセルロースラッカー塗装
  • 弦は09-46でセットアップ

 

また、スタンダードとトラディショナルは、ピックガードは付属していますが、取り付け加工はされていません。

各モデルの価格比較表

メーカー希望小売価格 実売価格
スタジオ ¥253,000 15万円前後
スタンダード ¥507,100 20万円台後半~30万円台中頃
トラディショナル ¥416,900 25万円前後
クラシック ¥343,200 20万円前後

※展示品のチョイキズ特化や型落ちのタイミングを狙うと更に安く買えることもありますが、2020年5月の現在で調査した2019年モデルの価格です。

比較表を見る限り、本物ギブソン・レスポールの中で
レスポールスタジオがいかにコスパに優れた製品か分かりますね!

 

指1ギター
指1ギター

レスポール スタジオの最大の魅力は、本物のギブソン レスポールが
新品でも10万円台で中古なら10万円未満でも手にする事が出来ちゃうこと!
はじめての、ちょっといいギターとしてもオススメだよ~♪

 

ただ、現行品に至るまでに仕様が微妙に異なっていたり、
レスポールの定番モデルとは一味も二味も違った様々な
バリエーションモデルも存在します。

ここからはレスポールスタジオの年代別スペックの違いや
派生モデルに関して比較していきましょう!



ギブソン レスポールスタジオ、現行モデルと年代別スペックの違い!

Gibson Les Paul Studio 2019

ギブソン・レスポール・スタジオの最新モデルである、
2019年のスペックは以下の通り、

ネック材 マホガニー
ネックシェイプ スリムテーパー
指板材 ローズウッド
指板R 12R
ナット材 テクトイド(グラファイト)
ナット幅 43.05mm
スケール ミディアム・スケール
フレット数 22
フレット LOW クライオ処理
ポジションマーク トラペゾイド・インレイ(ディッシュ・マーカー)/アクリル素材
ボディ材 メイプルトップ&マホガニーバック(アーチトップ)
トップグレード プレーンメイプル
ウエイトリリーフ ウルトラ・モダン・ウエイト・リリーフ
ピックアップ フロント:490R 、リア:498T
コントロール 2V2T 3Wayトグルツイッチ(コイルタップ可)
ハードウェア クローム・メッキ
ペグ グローバー ロトマティックタイプ(キドニー型ボタン)
ブリッジ ナッシュビル チューン・オー・マティック&ストップバーテイルピース(アルミ素材)
ノブ スピードノブ(黒)
塗装 ニトロセルロースラッカー(艶あり)

レスポール・スタンダードとの大きな違いは、
ボディに撒かれたバインディングが省略されている事です。

また、60年代レスポールの演奏性を重視した、
薄めのネックによる握り心地が細めのスリムテーパーネックにのみ
バインディングが入っています。

ややモダン傾向なピックアップである、490Rがフロントに
490Rをハイパワーにした498Tがリアに搭載されています。

コントロール系統もヴォリュームポットに仕込まれた
プッシュ/プルスイッチによるコイルタップ切り替えで、疑似的に
シングルコイルの音色を出すことが可能となっています。

カラーリングはタンジェリン・バースト、BBQバースト、
エボニー、ワインレッドから選択可能となっています。

Gibson Les Paul Studio 2018

基本的には2019年モデルと近い仕様を持つ
レスポール スタジオ 2018ですが、

最も大きな違いはピックアップがヴィンテージ寄りの
57クラシック(フロント)と57クラシック・プラス(リア)が
採用されている事ですね。

また、細かな違いとしては、
フレットがミディアムタイプとなっています。

カラーリングはスモークハウスバーストと
ヴィンテージサンバーストから選択可能です。

ギブソンと言えば、57クラシックだ!と思う人には、
2018年モデルの方が良いかも
知れないですね。

Gibson Les Paul Studio 2017T

レスポール・スタジオ 2017年モデルは、ネック・ボディ共に
バインディングが無く、ピックアップが490Rと498Tとなっています。

その他の使用では、ほぼほぼ2019年モデルと同等となっていますね。

カラーリングとしては、エボニー、チェリー・ブラック・バースト、
ワインレッドから選択可能です。

ちなみにTはトラディショナルの略で、この年代に販売されていた、
HP(ハイパフォーマンス)と差別化する為の表記です。

Gibson Les Paul Studio 2016T

 

 

レスポール・スタジオ 2016Tはペグにクルーソン デラックス タイプで
ボタン樹脂製のキーストーン型
のモノが搭載されています。

他には、ウルトラ・モダン・ウエイト・リリーフの元となった
モダン・ウエイト・リリーフとなっています。

ちなみに、2017年に開発されたウルトラは軽量化と
音響特性の良さの為に更に改良された仕様だと言われています。

他の部分に関しては2017年モデルと同様の仕様となっていますが
レスポールはペグ ボタンの与えるルックスの印象は結構、
大きいなと管理人的には感じますね。

カラーリングは

 

  • エボニー
  • アルパインホワイト
  • ファイヤーバースト
  • インヴァネス・グリーン
  • ペルハムブルー
  • ラディアントレッド
  • ワインレッド
  • ヴィンテージ・サンバースト
  • シルバーパール

 

と非常に豊富な色のモデルが販売されていた様で、
色で選びたいなら2016年モデルを中古で探してみるのも
良いかも知れないですね。

また、アルパインホワイトに関しては指板材に
グラナディロというローズウッドに似た木材が使われていますが、
2017年以降に定着はしなかったのは、

ローズウッド材の確保うまくいったのか?
あまり評判が良く無かったのかは不明ですね。

Gibson Les Paul Studio 2015

2015年はレスポールの生みの親である
ギタリストのレスポール氏の生誕100周年
ということで
ヘッドには「Les Paul 100」のロゴが書かれています。

ヘッド裏には更にレスポール氏のホログラムが
貼り付けられています。

スペック的にも大きく異なっていて、
ペグにはギブソン社で開発されたオート・チューニング・システムである
「G-Force」が搭載されています。

他にも、幅広の1.795インチ(約45.59mm)ナット幅に
真鍮製のアジャスタブル・ゼロフレット・ナットというモダンスペックと
なっています。

ピックアップは、フロントに57クラシックをリアに
57クラシックプラスがチョイスされ、インレイにはマザーオブパール、
ハードウェアはニッケル・メッキ仕様となっています。

レスポール生誕100周年モデルと言うことで気合の入った
モデルだと思われますが、普通のレスポールが欲しい人は、
購入前に注意が必要ですね。

また、Les Paul Studio 2015 Sprint Runと言う、
ペグがG-Forceでは無くクルーソン デラックスの従来型で
少し値段が安いモデルも同時に販売されていた様です。

カラーリングは、デザートバースト、ワインレッド、
マンハッタンミッドナイトと渋めの3種類から選択可能でした。

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↑裏側含む全体図を動画で見る事が可能です。

Gibson Les Paul Studio 2014

 

 

2014年はギブソン社の創立120周年記念ということで、
12フレットのインレイに「120th Anniversary」の文字が入った
特別なインレイ
になっています。これは2014年製ギブソンの全般の仕様です。

2014年製の特徴は、サテンとグロスの中間的な半艶塗装と呼ばれる
「ヴィンテージ・グロス・フィニッシュ」が採用されている事でしょう。

ピックアップに関しては、モダン過ぎない490R & 490Tの組み合わせで、
もちろん、タップ切り替えも可能です。

カラーリングとしては、デザート・バースト、エボニー、ワインレッド、
ハニーバースト、ブリリアント・レッド・バースト、
マンハッタンミッドナイト(青系)となっています。

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↑至近距離からの撮影で半艶塗装の質感が良く分かります。

ギブソン レスポールスタジオ、中古でも評価の高い90年代モデル!

ギブソン・レスポールスタジオは、
90年代初期にはエボニー指板だった時期があると言われていて、
実際に中古市場でもエボニー指板の個体を少ないですが、
見かけることがあります。

ローズウッド指板よりも音の立ち上がりの鋭さと
クリアな輪郭が強調されると評価されることの多い
エボニー指板は、

ローズウッドよりも高価なギターに採用される事の多い
スペックです。

エボニー指板のレスポールをリーズナブルに
購入したいのであれば、90年代のレスポールスタジオから
探してみるのも良いかも知れないですね。



ギブソン レスポール スタジオ、コスパ重視の安いモデル!

Gibson Les Paul Studio Tribute(レスポールスタジオ トリビュート)

2019年モデルには、サテンフィニッシュ(艶なし)を
採用することで更なるコストダウンに成功した、
レスポール・スタジオ、トリビュートと言う製品も
ラインナップされています。

ストジオ2019から更にネックバインディングが廃され、
ポジションマークがドットと質素なルックスとなっています。

細かい部分ではハードウェアがニッケル・メッキに
なっていたり、

ペグにヴィンテージ・デラックスタイプの
キーストーンボタンに変更されていたりと

サテンフィニッシュが更に経年劣化することで味のある
ヴィンテージ風な見た目になってくれそうですね。

ピックアップはフロントの490Rは同じですが、
リアには490Tが搭載されています。

 

指1ギター
指1ギター

サテンフィニッシュは手間がかからない塗装で安いギターに良く採用されていますが、触り心地やサウンドには、一定の評価はあり、あえてスタジオ・トリビュートを選ぶのもアリかも!

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↑良くも悪くも汚れやすいのが欠点のサテンフィニッシュですが、
やっぱり良い質感ですね。

価格帯としては、新品でも10万円台前半で購入出来る非常に魅力的な
ギブソン レスポールと言えるでしょう。

Gibson Les Paul Studio Faded(レスポールスタジオ フェイデッド)

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ギブソン社のレスポールフェイデッドはトリビュートと同様に
バインディングなし、ウォーンフェイデッド・サテンフィニッシュという
色あせたラッカー塗装によるコスト削減によって、
ビンテージのような色合いながらも低価格を実現したモデルです。

他のレスポールスタジオとの木工的な違いはネックの太さが、
1959年バーストを意識したラウンデッド・グリップとボディが
モダン・ウエイトリリーフ仕様となっている点ですね。

また、低価格帯のギターなのに、ピックアップにはバーストバッカープロが搭載されています。

見た目も出音もビンテージテイストな方が好きなのであれば、
トリビュートよりフェイデッドの方が良いかも知れないですね。

2016年モデルはレスポールスタジオ・フェイデッドTの
製品名で販売されていましたが、

2000年代には「レスポールスタジオ フェイデッド」として
何度か発売されているモデルです。

中古市場ではマホガニートップの個体など中古市場では目にしますね。

新品でも9万円以下、中古なら状態によりますが、
7万円中頃~8万円台くらいの価格帯で売られています。

レスポールフェイデッドとレスポールスタジオ フェイデッド

同じフェイデッドという名称で、レスポールスタジオフェイデッドと
混同されがちなのが、レスポールフェイデッドです。

こちらは、レスポールスタジオ フェイデッドより更に、
手に入れやすい価格設定となっていますが違いは以下の通り、

 

  • スリムテーパーシェイプのメイプルネック
  • ピックアップが490R&T
  • ウルトラモダン・ウエイトリリーフ

 

2018年に発売されているレスポールフェイデッド2018は
新品でも10万円前後で入手可能でした。

中古市場では、状態によっては7万円以下で
投げ売られている個体も過去に見たことがありますね。

ギブソン レスポールスタジオ安いモデルの比較表

 

Les Paul studioとの違い メーカー希望小売価格 実売
Les Paul Studio Tribute バインディングなし
ピックアップ:490 R&T
サテンフィニッシュ
¥ 178,200 12万円前後
Les Paul Studio Faded バインディングなし
ピックアップ:バーストバッカープロ
サテンフィニッシュ
¥129,800 10万円前後
Les Paul Faded メイプルネック
ピックアップ:490 R&T
¥ 122,000 10万円前後

レスポール・スタジオの最新モデルの新品実売価格が
15万円前後なのを考えると、お買い得と言えるでしょう。

管理人的には、スタジオ フェイデッドが
バーストバッカープロ搭載で1959ネックグリップなど、
お安くヴィンテージ風味のレスポールが購入出来る
モデルと言えるのでは?と思いますね。

ただし、新製品以外は中古市場を探さないといけない上、
改造されている可能性もあるので、希望のスペックを手に入れるには
少し手間がかかるかも知れません。

ギブソン傘下のエピフォンからも
廉価版のレスポールスタジオが発売されています。

ギブソンとの違いは、以下の通りですね。

 

  • トップのメイプルが薄いベニア
  • ソリッドマホガニーボディ
  • 指板がパーフェロー
  • ブリッジはABRタイプ
  • ピックアップはエピフォン・アルニコクラシック
  • 2トーン、2ボリューム、3ウェイトグルスイッチ

 

ネックのシェイプはギブソンと同様のスリムテーパーですが、
操作系はタップなど無く、シンプルな造りになっていますね。

近年のエピフォンはヘッドストックのシェイプなど、
ギブソン製品に近い形状でルックス的にもかっこいいと
評価されることも多いですね。

カラーリングは、ワインレッド、アルパインホワイト、
茶系のスモークハウスバースト、黒のエボニーの4つから
選べますね。

価格の秘密は、中国の青島工場で生産することによるもので、
スペック的に妥協しまくっているワケではなさそうです。

メーカー希望小売価格は68200円となっていますが、
実売では新品でも50000円を切るショップもある激安モデルですね。

圧倒的な激安価格のレスポールなので、
初心者や未経験者の最初の一本~取り敢えずレスポールを
体験してみたいプレーヤーにも良いかも知れません。

P-90搭載のレスポール スタジオ

Gibson les paul studio 50’s tribute P-90

レスポール スタジオ 50’s トリビュートは2010年頃に
販売されていたモデルですが、P-90を搭載していた事で
ゴールドトップの機種は特に人気が高かったと記憶しています。

軽量なチェンバードボディ構造と50年代スタイルの
やや太めのラウンド・グリップ・ネックというレスポール スタジオの
標準モデルとは、かなり違った仕様となっていた様ですね。

フェイデッド・シリーズに採用されている
ウォーン・フィニッシュ(艶消し)の採用や
オレンジ・ドロップ・コンデンサ搭載などコスパを意識しながらも
拘りのある機種だと言えるでしょう。

ちなみに2012か2013年頃には同モデルのハムバッカーバージョンも
販売されていました。

Gibson les paul studio 60’s tribute P-90

Gibson les paul studio 50’s tributeとほぼ、同じスペックですが、
ネックが薄めの60年代のスリムテーパーネックとなっています。

廉価版のギターでも、細かい好みまで対応していて面白いモデルですね。

ただし、現在では中古でしか入手できないですが、
管理人が見た時期での価格は7~8万円程度だったので、
欲しい時期に発見できればギブソンのエレキギターとしては
激安レスポールと言えますね。

90年代のカラフルモデル:Gibson Les Paul Studio GEM

Gibson Les Paul Studio GEM

レスポール スタジオ ジェムは1990年代後半に販売されていたモデルです。

GEM(ジェム)は直訳すれば「宝石」と言う意味を持ち、
カラーリングに宝石の名を冠した

 

  • アメジスト
  • サファイア
  • トパーズ
  • エメラルド
  • ルビー

 

のポップながら高級感のある5色が用意されていた様ですね。

また、スペック的には標準的なレスポール スタジオに準じていますが、
ウエイト・リリーフなしのソリッド・マホガニーバックと
ラウンデッド59と言う1959年のオリジナル・バーストを意識した
細すぎず太すぎずのネック握り、

フロント・リア共にP-90ピックアップが搭載されているのが
大きな特徴となっています。

バインディングなしのスタジオ、意外とカワイイルックスで、
女性にも似合いそうですね。

ギブソン レスポールスタジオ、おすすめバリエーションモデル6選!

Gibson Les Paul Studio HP

2016、2017年のに販売されていた、Gibson Les Paul Studio HPは、
HP(ハイパフォーマンス)モデルとして発売されていた機種です。

HPは他のバージョンのレスポールにも度々、
出ている製品でハイポジションでも快適な演奏性を
担保するファースト・アクセス・ヒールと言う
ヒールカット形状、

幅広な1.745インチ(約44.32mm)のナット幅に
チタン製のアジャスタブル・ゼロフレット・ナット、
ブリッジにはチタンサドル、

ペグにはオート・チューニング・システム「G-FORCE」と
かなりモダンな仕様になっています。

ピックアップに関しては、フロントに490Rがリアに
498Tが搭載されています。

2017年製はルックス的にもマザーオブパール製インレイや
ノブやストラップピンはアルミ製でトラスロッドカバーや
エスカッションに至るまで金属製でメタリックで
サイバーなルックスも他のレスポールとはかなり違った印象ですね。

また、コントロール系統も2Vが各ピックアップが
タップ可能なのはもちろん、内蔵のDIPスイッチの操作をする事で
更にバリエーション豊富なサウンドをチョイスする事も可能です。

カラーリングは、ブラックチェリーバーストと
ワインレッドから選択可能です。

非常にモダンな仕様で、演奏性の高いレスポールが
欲しいならコレかも!

Gibson Les Paul Studio Elite

レスポール スタジオ エリートはビグスビーが
搭載されたレスポール スタジオ
です。

基本的には2018年、レスポール スタジオと同様に
ミディアム・フレット、57クラシック&57クラシックプラスの
仕様となっています。

シルバーバーストカラーとビグスビーの独特の取り合わせが
面白い見た目です。

2018年のスペシャル・ラン限定モデルで、
あまり店頭でも見かけないモデルですし中古市場では
稀に見かける程度なので、ある意味レアモデルかも知れないですね。

ビグスビー搭載でコスパの高いレスポールを探していた人には
面白いモデルでは無いでしょうか?

ある意味で強烈過ぎるインパクのあるレスポールですね。

Gibson Les Paul Studio Lite

店頭80s紹介 1988年製 Gigson Les Paul Studio Lite
薄いボディやロックナット、コイルタップスイッチなど個性的なモデルです。
身体にフィットしやすく、コイルタップした時のサウンドもとてもシングルに近い音色なので非常に多種多様に使う事が出来ます。 http://www.tcgakki.com/items07/tc077925.html 二瓶 pic.twitter.com/6i0sFOtj2L

1980年代後半くらいから発売された
レスポール スタジオ ライトは、その名の通り軽さを
追求したモデル
です。

メイプルトップ&マホガニーバックという
レスポールの材構成はそのままに、軽い木材として
有名なバルサ材をセンターブロックにした
セミホロウ構造となっています。

更に薄めのボディ厚にバックコンターを入れる事で
軽量化と共に抱え心地にも拘りが見られますね。

指板には高級材のエボニーが採用されていて、
ゴールドパーツやナチュラルバインディングが施されてる
デルも散見される事から廉価版としてリリースされた
モデルではなさそうです。

また、80年代のモデルにはミニハムバッカーの様な
小さめのハム
が搭載されていて非常に歯切れの良いサウンドを
アウトプットすると言われています。

90年代以降の機種には上記動画の様に
フロントに490R、リアに498Tが搭載されていた様ですね。

軽量なボディーですが、ネックシェイプはラウンデッドと厚め
ネックが採用されているのは鳴りのバランスを考えているからでしょうか?

非常に個性的なレスポールで、あまり人気は無く中古市場でも現状、
価格は高騰していないようで、管理人も一度、触ってみたいモデルですね。

Gibson Les Paul Studio pro

レスポール スタジオの上位バージョンとして、
発売されたレスポール スタジオ プロはトップ材のメイプルが
AAグレードのフィギュアド・メイプルとなっています。

もちろん、スタジオシリーズなので価格もリーズナブルながら、
トップ材の見た目の良さは、木目フリークには嬉しい仕様ですね。

2014年の限定モデルなので、120アニバーサリー・インレイが
入っていますが、バインディングはありません。

また、見た目だけでは無く指板Rが変化することで、
高い演奏性を担保するコンパウンドラディアスが採用されていて、

ピックアップには、フロントに57クラシック、
リアにバーストバッカー プロが搭載されています。
コイルタップも可能となっています。

更にトップ材のグレードの高いpro plus(プロプラス)も
販売されていた様です。

カラーリングは、ヘリテージ・チェリー・サンバースト・キャンディー、
タバコバースト・キャンディー、ファイヤーバースト・キャンディー、
ブラックチェリー・パール、ティーブルー・キャンディー、
グラファイト・パールと派手目な色が特徴ですね。

Gibson Les Paul Studio Deluxe

レスポール スタジオの限定モデルということで、
スペックもナチュラルバインディングが入ったモデルがあったり
カラーリングが特殊だったりと、

決まったスペックがある様では無いようでショップオーダーモノなど、
非常に珍しいモデルが散見されました。

中古市場でも数が少なくレアなモデルと言えるのですが、
価格が高騰している訳でも無いので入手はそれほど難しくは無いでしょう。

レスポール デラックスの様にミニハムバッカーが
搭載されている訳では無いので、単にレスポール スタジオの
限定モデルと考えるのが良さそうです。

Gibson Les Paul Studio swamp ash

レスポール スタジオ スワンプアッシュは、その名の通りボディ材に
スワンプアッシュ、ネック材にメイプル、指板にローズウッド又は
エボニーが採用されたフェンダーライクなレスポール
です。

ただ、造りはギブソン伝統のセットネックで2ハムバッカーが
搭載されています。

やはり、音色的には従来の粘りのある太いサウンドの
レスポールの系譜とは異なり、歯切れの良さやクリアな高域が
特徴となっている様ですね。

リミテッドモデルとして近年では2016年に発売されていたと思いますが、
2000年代前半にも見かけた気がします。

ちなみに2016年限定モデルのスペックとしては、

 

  • トラディショナル・ウエイト・リリーフ(9アナ)
  • ラウンデッド・ネック・シェイプ
  • テクトイド素材ナット
  • アクリル素材のドット・インレイ
  • クローム・メッキのハードウェア
  • ピックアップ:490R(フロント)498T(リア)
  • サテン・フィニッシュ(艶消し)

 

コイルタップはされていませんが、
似合いそうなモデルですね。新品だと10万円代ですが、
中古なら10万以下で販売されているのを散見しますので、
改造ベースとしても面白そうなモデルだと思いますね。

レスポール スタジオの口コミや評判!

@harutakatomi: ️トミヨシさん (富吉晴隆) 2019-07-25 09:54フォロー

中2の時に親に買ってもらったヤマハの黒のストラトタイプが初ギターですね。自分で買った初ギターは高校の時に買ったギブソンのレスポールスタジオでした。

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@botlespaulsp: レスポール スペシャルbot 2019-07-23 20:35フォロー
レスポールスタジオよりは人気あると自分に言い聞かせてる
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@GPC_84: Alternative 3 2019-07-23 17:04フォロー
ペイジは高くて綺麗なレスポール使ってるけど、個人的にFadedとかStudioの渋くて暗い色のギターの方がLed Zeppelinの世界観に合ってる思うんだけど
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@nicoxxxclumsy: ニコ@DIYはしばしお休み 2019-07-21 22:26フォロー
明日も部活で5時起きだというのに、しょーねん氏は昨日ハードオフからお迎えしてきたレスポールstudioで遊んでいる。
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@GPC_84: Alternative 3 2019-07-21 19:58フォロー
もし2本目のレスポール買うなら、スモークハウス・バーストのスタジオが欲しい
タバコ・サンバーストもいいなと思ったけど高いし、前者の方が渋いので
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@damm_shit_: NY県民 2019-07-19 23:28フォロー
@suponzi_twiity 去年までレスポールスタジオ持ってました!
@dokurobunny: ドクロバニー 2019-07-19 13:08フォロー
確か5万弱で買ったレスポールスタジオなんだけど、エスカッションとピックガードをスタンダードに変えて、裏蓋もわざわざ茶色のヤツにして、ピックアップは前後バーストバッカー、ナットとサドルはグラフテック、コンデンサーはブラックキャットにしたヤツ。あとシャーラーのロックピン。 pic.twitter.com/csSt2lK6w9
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@takipanmanz: ピエールたきえカレン 2019-07-19 01:12フォロー
@kento_punks Gibsonレスポールスタジオ使ってないから浸かってやってくれ!
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@keijien: ぴらりン 2019-07-14 21:09フォロー
@eha_601 レスポールスタジオとレスポールスペシャルでネックの仕込み角あんなに違うとは思わなかったのでいい比較できましたわ
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@yumebanch0210: 清田直人/バッチオ 2019-07-11 10:31フォロー
P90のレスポールスタジオ全然弾かなくなってしまったなぁ
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@champacoustica: HATA(ハタ)@新譜「平成最後」発売中! 2019-07-06 18:15フォロー
レスポールはブラックビューティーか赤のスタジオ以外見た目がオッサン臭い。
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@WKA6699: NAOYA@DAISYLEAP 2019-07-03 16:45フォロー

@Shintaro_Astra やっぱりレスポールが好きです!

高価なギターで欲しいものもありますけど、スタジオで満足してます!
リペア出したんで愛着が笑

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@Shintaro_Astra: Shintaro_M 2019-07-03 16:27フォロー

@WKA6699 ほんと、レスポールは不思議な位良い音するよね。

スタジオ、
スタンダード、
カスタム、

それぞれ微妙な違いはあるけどどれも素晴らしい。

スタジオは試奏しかしたことないけど、あの音を考えたら安い位だよね。

返信 返信 リツイート リツイ お気に入り お気に
@yayochinn1: yayochinn 2019-06-18 17:11フォロー
@RZNDL ありがとうございます(#^.^#)
GIBSON レスポール Studioです。
憧れのGIBSONですが基本高価そんな中、手頃な中古に巡り会うことが出来ました(^^)
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まとめ

如何でしたでしょうか?

ギブソンのハイコストパフォーマンス・モデルである
レスポール スタジオも、もはや歴史の深いモデルに
なってきていて様々な機種が市場に投入されてきたのが
お分かり頂けたと思います。

この記事が、あなたにとってのベストギターを見つける
手がかりになれば幸いです。

 

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