パワーロックギター

どうも、指1ギター管理人です。

今回はロックギターでは定番のパワーコードについて、
コードの押さえ方や弾き方のコツなど主に初心者が知るべき内容を
まとめてみました。

後半には練習用のフレーズも幾つか用意しているので、
チャレンジして頂ければ嬉しいです。

中級者さんでもパワーコードに対する知識のおさらいにはなると思いますので、
興味がありそうな所があれば目次を参考に見ていって下さいね。

では、早速いってみましょう!

パワーコードとは?

パワーコートってどんなコード?と言う問いに一言で答えれば
1度(ルート)に5度の音を積み上げた2声のコード(和音)ということになります。

この事からパワーコードは5度コードとも呼ばれ、Cのパワーコードであれば
C5と表記される事もありますね。

余談になりますが、パワーコードをはじめて使いだしたのは諸説ありますが、
偉大なレジェント達にも大きな影響を与えた元祖ロックギタリスト「リンク・レイ」氏と
言われています。

パワーコードは歪ませたロックギターで映えるコードですが、
エレキでもアコギでも使えますし、押さえやすいので初心者向きのコードと言えるでしょう!

ではパワーコードについて順を追って解説しますね!



下の図を見てみましょう!

ドレミファソラシド-五線譜

図を見てもらえば分かる通り1度(ルート)をC(ド)とすると、
5度はドレミファソと数えた時の5番目の音であるG(ソ)の音の事です。

もちろん、レは2度ですし、ラは6度となります。
更に1度をミに置き換えれば5度はシということですね。

♯、♭の臨時記号を含めた12音階すべてのパワーコードの構成音は
以下の通りになっています。

パワーコード名1度(ルート)5度
C5
C♯5 / D♭5C♯ / D♭G♯ /A♭
D5
D♯5 / E♭5D♯ / E♭A♯ /B♭
E5
F5
F♯5 / G♭5F♯ / G♭C♯ /D♭
G5
G♯5 / A♭5G♯ / A♭D♯ /E♭
A5
A♯5 / B♭5A♯ / B♭
B5F♯ /G♭

ここまで見ると音楽理論っぽくて難しく感じるかもなのですが、
実は上記のような音階を覚えていなくてもパワーコードは直感的に弾く事も可能なので、
安心して読み進めて下さいね。

パワーコードの特徴

パワーコードは2つの和音と言うシンプル過ぎる構造上、左手の指は2本しか使いません。
少しコツは必要ですがコードの中では比較的、簡単に弾けるコードと言えるでしょう。

アコギなどで最初に覚えることの多いローコードと比較しても覚えるフォームも格段に少なく、
コードチェンジも楽な部類に入ります。

また、音を積み重ねれば重ねる程に、コードは複雑で響きを持ち豊かな表現力を持つ一方で、
ヴォイシングや音作りによっては濁ったような響きに感じる事があります。

パワーコードはシンプルながら力強い響きゆえに音作りにそこまで悩む事も無いのも
初心者には嬉しいところですね。

また、ルートと5度だけだと明るい暗いと言った3度の響きが無いので、
メジャー、マイナーどちらのコードが表記されていても、
パワーコードを弾いていれば取り敢えずOKと言う場合がほとんどです。

フレーズ的にもシンプルなコード進行をガシャガシャ鳴らすストロークプレイや、
リフとしてフレーズを作る事も可能でロックはもちろん、パンク、ハードロックや
ヘビーメタルなどの激しい音楽にはハマるのは当然ですが音作りによっては
ポップスのバッキングにも使えます。

ただ、テンションコードなど複雑な響きのコードを多様するジャズなどには
不向きなコードとも言えるでしょう。

管理人が考える初心者ギタリストがパワーコードを覚えたほうが良いと思う理由を
メリットとしてまとめてみると、

メリット

  • 押さえるのが楽!
  • 覚えるフォームが少ない!
  • コードチェンジが割りと簡単!
  • シンプルで力強いな響き!
  • コード進行をある程度、無視出来る!

デメリット

  • コード自体の表現力は少ない…
  • ジャズや特定のジャンルでは出番は少ない…
  • ロックっぽくなりやすい…

あえてデメリットもあげましたが、得にエレキ初心者がはじめて
一曲弾ききるにはパワーコードは最適です。

コード進行を完全に無視する事は出来ないですが、メジャーやマイナー、
セブンスなど、全てパワーコード一発で乗り切る
事が出来ます。

ローコードは覚えられない…押さえれない…と嘆く初心者さんは、
まずパワーコードを覚えるのも良いかも知れませんね。

パワーコード表一覧まとめ

押弦ルート 開放弦ルート パワーコード

低音弦側の開放弦ルートのパワーコードは、E・A・Dですが、
ダイアグラムの様に黒丸の押弦しているポジションは、人差し指または中指で
押さえるのが一般的ですね。

続いて押弦ルートでは低音弦のルートは人差し指、5度側は薬指または小指で
押さえるのが一般的です。

バツのマークは音を出してはいけないと言う意味です。

では、4弦・5弦・6弦ルートのパワーコードを表を見てみましょう。

6弦ルートのパワーコード表

5弦ルートのパワーコード表

頻出は5、6弦のパワーコードです。

4弦ルートのパワーコード表

コード毎に色分けしていますがフォーム自体は変わらないですね。
なのでルートの12音階を覚えると実質的に全てのパワーコードを一気に覚えた事になりますね。

ルートを覚えるコツやルートへの理解を深めたい人は以下の記事にまとめているので
興味があればどうぞ!

⇒【簡単】ギター初心者がコード表の前に覚えるべき「ルート」の全知識!

3本弦を同時に押さえたパワーコード

良く使われるバリエーションとして、5度と同じポジションで細い側に弦を一本だけ移動した所も
押さえ同時に3弦を押さえたパターンも良く使われます。

以下の図がオクターブをプラスした3弦同時押さえフォーム 押さえ方です。

3本弦の押弦ルート 開放弦ルート パワーコード

ここで、「あれ?パワーコードって音が2つのコードでは?」と思われるかも知れませんが、
図解にあるように、低音弦から

  1. ルート
  2. 5度
  3. ルート(オクターブ上)

の3つの音が重ねられていますが、音の種類はルートと5度の2種類のみです。

2本弦のパワーコードより音圧があり、白玉系などロングトーンなどと相性が良いですね。
素早い移動が必要なフレーズには2本弦のパワーコードの方が楽に弾けるので良いです。
要所要所で使い分けましょう!

図の通り、4弦ルートのフォームは2弦がブリッジ側に1フレットだけズレるので
注意が必要です。

ただ、こちらも音圧を重視する5、6弦ルートが頻出ですね。

パワーコード 押さえ方のコツと弾き方

ここからはパワーコードをキレイに鳴らす為の押さえ方について幾つかの項目に
分けて解説していきます。

パワーコードとローコードのフォームの違い!

コードを押さえる為にフォームは凄く大切なのですが、ここではクラシックフォームと
シェイクハンドフォーム(ロックフォーム)の違いを解説していきますね。

実際のフォームを見てもらうと分かりやすいのですが、

シェイクハンドフォーム(ロックフォーム)とクラシックフォーム

上記の画像を見比べてみると大きく違うのが親指の位置ですね。
今回のメインテーマであるパワーコードはズバリ、クラシックフォームで
弾きましょう!

パワーコード =
クラシックフォーム  = 親指がネック裏側
ローコード    =
シェイクハンドフォーム = 親指が6弦の上

クラシックフォームとは、その名の通りクラシックギターを演奏する場合に
使われる手の形です。

一方、シェイクハンドフォームは、その名の通りネックと握手しているような
構えになったフォームです。

クラシックギターはエレキギターよりもネック幅が広いのでネックを握り込む様な
シェイクハンドフォームが使われることはあまり無いそうです。

ただ、ロックギターではどちらのフォームもケースバイケースで使い分けます。

クラシックフォームは基本的に指を大きく開きやすいフォームです。
シェイクハンドフォームでパワーコードを押さえるのは労力が大きいですが、
クラシックフォームなら楽々で届きますね!

親指を上に出したシェイクハンドフォームは、低音弦側のミュートが可能になることが
大きなメリットです。

パワーコードが上手く弾けない初心者はフォームを見直すことオススメします。

また、指が痛いという声も少なからず聞くことがありますが、
指先が痛い場合は指の皮がある程度強くなるまで継続的に少しづつ
練習するしかないですね。

また、指ではなく実は手首が痛いと感じることも多いですが、
これはクラシックフォームを構えるために必要な柔軟性がまだ足りていない段階に
良くあることです。






この場合も無理しない程度に少しづつ練習していけば、良いですが、無理は禁物です。
痛いのを我慢して長時間練習し続けると腱鞘炎になるケースもあるので注意しましょう!

また、初心者で指を大きく開くのが難しいと感じる場合は画像の様に少しだけ
手のひらをネックから離してやると少しですが遠くまで指が届くはずです。

ただ、この様にすると少し手首が突っ張るような痛みを感じると思います。
あまりに痛みが激しい場合は無理は禁物なのですが、やはり手が柔らかくなるまで
地道な練習が必要です。

初心者の内は特に挫折しない為に無理のない練習をするのが多くの場合は
無難だと管理人は感じます。

ミュートこそパワーコードの最重要事項!

なんとか音が出せるようになった段階で非常に重要なのがミュートです。

ミュートとは消音のことなのですが、エレキギターで特に歪ませた音の場合は、
このミュートがしっかり出来ているのかどうかが上手く聴かせる為の
分かれ道
だったりします。

いくらシンプルな響きのパワーコードとは言え、不要弦がジャンジャカ鳴っていては
何を弾いているのか分からない濁ったコードになってしまいます…。

では、不要弦のミュートの実例を見ていきましょう!

パワーコードミュート

写真の様に人指指が弦に触れている状態をキープする事でミュートします。
指先のみに力を入れて不必要な弦に対しては押さえすぎず離し過ぎずの状態をキープしましょう。

更に、4、5弦ルートの場合は6弦または5、6弦をミュートする必要があります。
これに関しては人差し指の先っぽで触れるか中指または薬指で触れてミュートします。

パワーコード4弦ルート中指・薬指によるミュート

4弦ルートの場合は人指指だけでは完全なミュートは出来ないので
中指または薬指ミュートが必須ですね。

パワーコード開放弦ルートフォーム

4、5弦の開放弦ルートのパワーコードは例外的に前述のシェイクハンドフォームで
押さえる事で不要弦をミュートします。

最初は音を出すだけでもキツイと感じることもあるので、ミュートまでは気を使えないなら
ピッキングの振りを小さくして不要弦には触れないと言うのも手ですね。

ですが、最終的には全ての弦をフルスイングでピッキングしても必要な音以外は
ミュートされているのが望ましいです。

ギターの練習は理想を高く持つのは良いですが、出来ていない部分があっても
取り敢えず音を出して楽しむ事が挫折しない為に非常に重要です。

5度は小指と薬指はどちらで押さえる?

押弦のパワーコードはルートは人差し指で押さえますが、
5度の音は薬指または小指で押さえます。

1フレットと3フレットのパワーコードはギターの指板の中で
最も幅が広く遠いので小指でしか届かない場合はそれでOKです。

ただ、一部のフレーズでは薬指で押さえないと弾けないフレーズなどもあるので、
ゆくゆくはどのポジションでも人差し指と薬指でも押さえれるようになることが
理想的だと言えるでしょう。

また、人指指と中指で押さえる事も出来ますが素早い移動が必要なフレーズで
は指への負担が大きい印象ですね。

パワーコードがびびる時の対策方法!

パワーコードに限った話では無いですが、押弦した時に音がビビる事があると思います。
これは演奏方法が悪い場合もあればギター自体の調整が不十分な場合もあります。

演奏方法が悪い場合から解説しますと、押弦している指がフレットから
離れすぎているとビビリやすいです。

パワーコード弦がビビる

写真では分かりやす様にルートのみですが、悪い例の様になると弦がフレットに触れてしまい、
その音がビビリとして出てしまいます。

押弦する指は良い例の様に可能な限りフレットの真横を押さえるのが理想です。
実際に上から見るとフレットの真上を押さえている様に見えますが、実際には真横が
押さえられているのがベストです。

この辺りを注意しても、音がどうしてもビビってしまう場合には弦高調整を試してみましょう!

管理人が良く受ける質問として、生音ではビビっているけど、アンプから音を出すと
気にならない場合はどうしたら良いの?と言うのがありますが、

管理人は基本的にアンプから出てる音が良ければ問題無いと考えますが、
気になる人は、これも弦高調整するのが良いでしょうね。

弦高調整のやり方が分からない場合は以下よりどうぞ

⇒(工事中)

パワーコード練習課題のタブ譜(楽譜)はこちら!

ここからは初心者向けのパワーコードの練習課題のタブ譜を紹介します。
初心者であれ、ある程度の経験がある人であれ、曲を弾く練習もした方が良いですが、
テクニックとしてフレーズの練習をするのも上達するには意外と良いですよ。

ではでは、早速やってみましょう!

まずは8分音符でコードチェンジにチャレンジしてみましょう!
下段はブリッジミュートを加えての演奏です。

パワーコードブリッジミュート

メジャーコードもマイナーコードも同じフォームで演奏可能ですね。
開放弦ルートと押弦ルートの2つのフォームを使い分けに注意して弾いてみましょう!

では、次は横の移動に慣れる為の練習としてアルファベットのルートを
1音飛ばしで横に弾いていきます。
パワーコード練習 6弦音飛び

同じく1音飛ばしの5弦ルートバージョンです。



 

パワーコード練習 5弦音飛び

次はブリッジミュートでは無くミュートとブラッシングを加えたフレーズです。
裏のリズムを強調する後半のフレーズに気をつけましょう!

パワーコード練習 休符とブラッシング

休符は左手を浮かすか、右手を弦の上に乗せて音を止めるか、
またはその両方で入れるのですが、両方は難しいと感じるのなら
右手でのミュートからやってみるのが良いかと思われます。

初級向けと言うことでピッキングに関してはオルタネイトピッキングでも
全てダウンピッキングでもどちらでもOKです。

最後に下記の譜面を見てみましょう!

パワーコード音を探す練習

コードだけを見て自分が弾きやすいと思うポジションを探してみましょう!
例:1は、6弦開放ルートからはじめて例:2は5弦の7フレットのEからはじめてみました。

ただ、これは例のタブ譜が絶対に正しい訳では指板上にある音を見つける癖をつける良いですよと言う例です。
指板上の音を意識することでバンドスコアなどを見ながらも自分の弾きやすいポジションも見つけやすくなります。

まとめ

如何でしたでしょうか?シンプルな響きでロックに最適なパワーコードですが、
意外と細かなポイントが幾つかあるのがお分かり頂けたかと思います。

初心者ギタリストさんがこの記事から、ロックの基本を学ぶ上で外せない
パワーコードの基本フレーズをマスターして頂ければ嬉しいです。

機会があればパワーコードのみで弾ける名曲の弾き方やパワーコードを使った
応用フレーズなど紹介出来ればと思います。

また、リクエストや質問などあれば、記事にする検討も致しますのでお問い合わせ
またはコメント欄にお願いしますね。

ではでは、またお会いできれば幸いです!

 

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