レスポールおすすめモデル比較!初心者の選び方と人気ランキング!
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どうも、指1ギター管理人です。
今回はギブソン・レスポールのバリエーションモデルの種類と
それぞれの特徴をまとめてみました。
パッと見ると違いが分かりにくいレスポールですが、
細部までこだわったモデル毎の癖や特徴を見抜いて自分に
ピッタリの機種を見つけましょう!
この記事では基本的に2019年のギブソンUSAモデルのスペックを
基本に比較しています。
カスタムショップ製にも一部言及していますが、
USAレギュラーラインの中から選択できる要素をまとめています。
ではでは、早速いってみましょう!
この記事で分かることは以下の目次からどうぞ!
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ギブソン レスポールとは?どんな人におすすめのギター?
レスポールとは、ギブソン社から1952年に発売された
ソリッドボディのエレキギターのことを指します。
エレキギター界で言えば、フェンダー・ストラトキャスターと並ぶ
高い知名度と人気を誇るおすすめエレキギターと言えるでしょう。
ただし、厳密に言えば、レスポールの形をしていても
ギブソン社以外のメーカーから発売されているレスポールは、
商標がなく「レスポールタイプ」と呼ばれます。
なので、本物のレスポールとは、
ギブソン社と傘下のエピフォンから販売されている
モデルだけとなっていますね。
このことからギブソンやエピフォンのレスポールは
他社よりも高いブランド力を持ち人気が高いというワケなんですよ。
レスポール自体は発売から年を追うごとに形状自体は
基本的に変わりませんが、細かな仕様の違いがあり
様々なバリエーションモデルが発売していますが、
ここでは最も人気の高いレスポールであり原点でもある
レスポール・スタンダードをフェンダーギターの代表機種ストラトキャスターと
比較して仕様を紹介しますね。
レスポール | ストラトキャスター | |
ヘッド | 角度あり | 角度なし |
ペグ | 左右に3つづつ | 六弦側に6連 |
ネック材 | マホガニー&ローズウッド指板 | メイプル&ローズウッド or メイプル指板 |
ネックジョイント | セットネック | ボルト・オン |
フレット数 | 22フレット | 21フレット |
ボディ材 | メイプルトップ&マホガニーバック アーチトップ加工 |
アルダーやアッシュなど フラットトップ |
ブリッジ | チューン・オー・マチック(TOM) | シンクロナイズドトレモロ |
ピックアップ | 2ハムバッカー | 3シングルコイル |
コントロール系統 | 2ボリューム、2トーン、3ウェイ・トグルスイッチ | 1ボリューム、2トーン、5ウェイ・スライドスイッチ |
ギブソン社のギターはフェンダーとは違い、非常に手間暇かけて作られます。
木材や設計の違いによるサウンドの違いもあるのですが、
最も大きな特徴であり違いでもあるのは、ハムバッカーピックアップです。
レスポールはギブソン社開発のハムバッカーピックアップPAFを
搭載したことによって、ストラトやテレキャスなど一般的なフェンダー系の
ギターと比較すると、
図太くパワフルながらも暖かい滑らかなサウンドと
ロングサスティーンを出すことが出来るのが魅力と言えるでしょう。
レスポールに限らずギブソンギター全般に言えるのは、
フェンダーギターと比較して音の繊細さや切れ味では劣るものの、
ローミッドの効いたパワフルサウンドはロックやメタルなど激しい音楽に向いています。
ただし、レスポールは激しい音楽しか出来ないのか?と言うと、
ブルースやファンク、ジャズをプレイするプロギタリストがいることを
見てみてもオールジャンルに対応したエレキギターとも言えるでしょう。
ストラトキャスターとレスポールとの音の違いをもっと深く掘り下げた記事が気になる人は以下の記事もどうぞ!
⇒ストラトvsレスポール!音、弾きやすさ、スペックの違いを徹底比較
レスポール おすすめ / 人気のビンテージ・レスポール
ギブソンのビンテージの本物の「レスポール・スタンダード」には、
年代毎に微妙な違いがあります。
ざっくりと分けると、以下のようになりますね。
- ゴールドトップ期(P-90)
- ゴールドトップ期(ハムバッカー)1957年にハムへ
- バースト期
- リイシュー期(P-90)1968
- リイシュー期(ハムバッカー)1974
一般的に、レスポール・スタンダードと言えばピックアップは
ハムバッカーが2機搭載されたモデルを思い浮かべると思いますが、
時代によってはギブソン社のシングルコイルである
P-90が搭載されている時代もあるんですよ。
ギブソン・レスポール・スタンダードで未だに、
最も人気の高いものはバースト期と呼ばれる時代のモデルです。
バースト期のレスポール・スタンダードは以下の
3つの年代の事を指します。
- 1958年
- 1959年
- 1960年
バーストとは、サンバースト塗装がされた
上記年代のレスポールのことで、ゴールドトップと呼ばれる
金色の塗りつぶし塗装からメイプルの木目を活かした
渋いシースルーに変更されたことからバーストと呼ばれています。
バーストレスポールの大雑把な違いは、
1958はビンテージギブソンらしい、肉付きの良い太めの握りの
ネックですが、年を追う毎に細くなります。
1960年のバーストのネック肉付きが薄めで細身となり
ネックスリムテーパーネックと呼ばれていますが、最も人気が高いのは
その中間的な1959年のレスポール・スタンダードですね。
ギブソンのオリジナル・レスポールスタンダードは
今では車が買えるどころか、状態によってはマンションまで
買えてしまうほどに価格が高騰しています。
所有するのは難しいエレキギターですが、
触ってみる機会があれば迷わず弾いてみたほうが良いと
管理人は感じています。
なぜ、未だに骨董品のような本物のビンテージ・レスポールを
世界的ギタリストですら愛用している意味が分かるかも知れませんよ。
ギブソンのオリジナルレスポールについてもっと深く知りたい人は以下の記事も併せてどうぞ!
⇒ギブソン・レスポール スタンダード年代別の特徴と歴史!
⇒ギブソン・レスポール スタンダード年代別の特徴と歴史!
ギブソン・レスポール、モデル別の特徴まとめ!
ここからはギブソンUSAレギュラーラインナップを徹底比較しています。
主に2019年の最新モデルを参考に比較しましたが、
同じ名前の機種でも年代毎にスペックが微妙に違ったりもしますので、
ご注意下さいね。
Les Paul Traditional(レスポール・トラディショナル)
レスポールと言えばスタンダードだと思われがちですが、
実はギブソンの現行品のラインナップではヴィンテージ・スペックに
最も近いのが2008年から発売されているトラディショナルです。
モデル名の「Traditional」は翻訳すれば伝統的なと言う意味です。
50年代レスポールを彷彿とさせる厚みのあるラウンデッド・ネックグリップと
ウエイトリリーフ無しの本物のソリッド・ボディ。
電装系も2ボリューム、2トーンで3Wayトグルスイッチのシンプル構成で、
ピックアップはバーストバッカー1をフロント、2をリアに搭載しています。
カスタムショップ製やヒストリックコレクションや
リアル・ヴィンテージは、とても手が出ないけどギブソンの
伝統的なレスポールが欲しいならコレですね!
カラーリングはトラッドなヘリテージ・チェリー・サンバースト、
タバコ・サンバーストと他に青系マンハッタンミッドナイトと
赤系のチェリーレッドが用意されています。
Les Paul classic(レスポール・クラシック)
こちらもトラディショナルと同様にヴィンテージ・スペックに近い
モデルですが、トラディショナルとの大きな違いは、1960年レスポールから
採用された薄く握りやすいスリムテーパー・ネックである事です。
ただ、バック材のマホガニーには、9つの穴が空けられた
9ホール・トラディショナル・ウェイト・リリーフと言う
チェンバード加工が施されています。
ピックアップにはバーストバッカーを若干、ハイパワーにしながらも
高域特性の良いバーストバッカー61Rと61Tが搭載されています。
オープンゼブラのルックスも他とは違った印象の風体をしていますね。
コントロール系は2ボリューム、2トーンの3Wayトグルスイッチなのですが、
ボリューム・トーンポットには、それぞれプッシュ/プルスイッチで、
コイルタップとフェイズスイッチが仕込まれているのでサウンドバリエーションも
トラディショナルと比較すると多彩と言えるでしょう。
ボリューム・トーンポットには、それぞれプッシュ/プルスイッチで、
コイルタップとフェイズスイッチが仕込まれているのでサウンドバリエーションも
トラディショナルと比較すると多彩と言えるでしょう。
カラーリングはゴールドトップ、ハニーバーストの黄色系とは別に、
トランスルーセントチェリー、ヘリテイジ・チェリー・サンバースト、
精悍な黒系のエボニーがラインナップされています。
モデル名のクラシックから伝統的なレスポールかと思いきや、
クラシックな要素も残しつつ、ややモダンな仕様のレスポールと
言えるでしょう。
50年代レスポールの太いネックが、苦手だけどスタンダード系の
レスポールが欲しいと言うギタリストには最適では無いでしょうか?
Les Paul Standard (レスポール・スタンダード)
ギブソン社の看板製品とも言える、1952年の発売から高い人気を博す
レスポール スタンダードですが、伝統的なレスポールはトラディショナルに
任せたようで、2008年からの現行品は更なる進化を遂げています。
ウルトラモダン・ウエイトリリーフと呼ばれる2017年より採用された、
軽量化だけでは無くより良い音響特性を得る為のチェンバード加工が施
されたボディに、トップ材はAAAフィギュアド・メイプルトップ。
もちろん、重量も従来のレスポールと比較して軽く仕上げやすいので、
レスポールの重さが苦手な人には良いかも知れませんね。
ネック・グリップはスリムテーパーネックを左右非対称にした
アシンメトリー・スリム・テーパーネックで指板Rはコンパウンドラディアスと
徹底した演奏性重視の仕様となっています。
更にペグはロック式でブリッジはナッシュビルタイプの
チューン・オー・マティックとなっていてメンテナス性の面でも
トラッドなモデルとは一線を画す仕様となっています。
コントロール系はクラシックと同様にコイルタップとフェイズ以外にも
キャビディ内に5つの音色コントロールが可能なディップスイッチが更に
搭載されていて、幅広い音色と自分好みのコントロールを構築出来ます。
ピックアップはバーストバッカーをハイパワーにした
バーストバッカープロの、リズムをフロントにリードをリアが
搭載されています。
カラーリングもPRSを思わせるような鮮やかな、ブルーベリーバストや
やや渋めのシーフォームグリーン、トラッドな印象の
ヘリテージチェリーサンバーストとエボニーから選択可能です。
パッと見ると伝統的なレスポールに見えますが、
ギブソンUSAのレギュラーラインで可能な限りの技術が盛り込また
モダンスペックとなっています。
今のギブソンが考えるスタンダードモデルが欲しいなら
コレでしょう!
↑はギブソンのスタンダード、クラシック、トラディショナル、
スタジオ、カスタムを比較した動画です。
スタジオはビグスビー付きなのが目を惹きますね。
Les Paul High Performance 2019(ハイパフォーマンス)
スタンダードを更にHP(ハイパフォーマンス)にしたモデルです。
木材の違いとしてトップ材はAAA+とスタンダードより少しグレードの高い
フィギュアドメイプルが採用されています。
ネックはスタンダード同様に非常に弾きやすいアシメ・スリム・テーパーグリップですが、
テクニカルプレイヤーへ配慮した、やや幅広の44.32mmのナット幅となり、
更に快適なハイポジションでの演奏性を実現する為にファースト・アクセス・ヒールと言う
ヒール加工が施されています。
指板材はローズウッドでは無く環境に配慮した人工素材である、
リッチライトが取り入れられています。
ナットは高さ調節が可能となったアジャスタブル・ゼロフレットナットが
採用され、サドルと共にチタン素材となっていて耐久性やメンテナンス性でも
更なる進化を果たしています。
カラーリングもトラッドなタイプとは打って変わって立体的に色が褪せた、
シーフォームフェード ヘリテイジチェリーフェイド ブルーベリーフェードが
用意されています。
機能面でもルックス面でもスタンダードを更に進化させた、
現在進行系のギブソン社の最先端レスポールと考えて間違いないでしょう。
レスポールでテクニカル系フレーズをバンバン決めたいならアリかも
知れないですね。
↑はレスポールHPの試奏動画です。
見る限りモダンなルックスと多彩な音色を出せるのが魅力ですね
Les Paul Modern(レスポール モダン)
レスポール モダンはネック周りが特にハイパフォーマンスと
近いスペックで、ネックはコンパウンドラディアス指板の
アシンメトリー スリムテーパーネックが採用されています。
ただ、ヒール部はモダン コンタード ヒールという、更に削り込んだ
加工が施されていてミディアム ジャンボ フレットが打ち込まれています。
他には指板にはエボニー材、ナットはグラフテック素材、
ロック式ペグ、ナッシュビルタイプ ブリッジなどハイパフォーマンスと
微妙に違いますが、
プレイアビリティーに拘ったモデルで価格もHPと比較すると
安価なのも大きな特徴と言えるでしょう!
↑レスポール モダンのレビュー動画です。
やはりヒール部のエグレ具合が凄いので弾きやすそうですね。
Les Paul Custom(レスポール カスタム)
レスポールの上位機種として、1954年から発売されたレスポール・カスタムは
伝統的なレスポールと近いスペックですが、
ブラックビューティーとも言われるクールな黒のカラーリングと
漆黒のエボニー指板、多層型アクリルピックガードや積層バインディングに
ゴールドで統一した金属パーツ。
ヘッド部のスプリット・ダイヤモンド・ヘッド・インレイ、指板には
ブロック・インレイと材だけでは無くゴージャスで精悍な装飾系への気合の入れ方が
他のレスポールとは一線を画すモデルです。
2004年からギブソンUSAのレギュラーラインから外れ
現行はカスタムショップ製のみとなったレスポールカスタムですが、
中古市場ではUSA製も未だに高い人気です。
カスタムショップやヒストリックコレクションからは、
年代毎のスペックを忠実に再現したリイシューモデルやアーティストモデル、
限定のスポットモデルも良く発売される根強い人気を持つモデルと言えるでしょう。
カラーリングは精悍な黒のエボニーが代表色ですが、白系のアルパインホワイトや
年代によっては様々なカラーリングの個体が存在しています。
Les Paul Deluxe(レスポールデラックス)
レスポールは1960年後半からレスポール・スタンダードの
後継機として発売されたモデルです。
ピックアップにハムバッカーと同じ構造を持ちながらも、
小型サイズのミニハムバッカーが搭載されているのが最も大きな
特徴と言えるでしょう。
音的にはハムバッカーとP-90の中間とも評価されることもあり、
シングルともハムとも言えない歯切れ良くトレブリーなサウンドを
持ちながらも、
深く歪ませた場合でもハムキャンセリング効果によって
ノイズが少ないという非常に個性的なモデルです。
レスポールファミリーの中では、少々マニアックな機種ですが、
1984年に生産完了した後も度々リミテッドモデルとして、
スポット販売されている事からレスポール デラックスを求める
ユーザーからの需要は一定数あるように感じます。
↑はレスポール デラックスの試奏動画です。
フロントピックアップでのプレイでも小気味よい感じや
ミックスポジションのカッティングが良い感じですね!
LesPaul Studio(レスポールスタジオ)
レスポール・スタジオは現行レスポール・スタンダードと
近い仕様を持ちながらも細かな部分でのコストダウンを図る事で
レスポールを機能とサウンドを低価格で再現したモデルです。
最も大きな違いがボディ保護と装飾的な意味合いの強い
バインディングが廃されトップ材もプレーントップを使うことで
大幅なコストダウンに成功しています。
2019年モデルにはネックバインディングは施されています。
ただ、スリムテーパーネックの演奏性の良さは顕在ですし、
ピックアップもギブソン、490Rをフロントに、ややモダンな味付けの
498Tをリアに搭載していてコイルタップも可能となっています。
使えるレスポールとしてコストパフォーマンスが高さが人気で、
高級機種とは違い気軽に自分好みに改造するプレーヤーも多いですね。
カラーリングはシースルー系ワインレッドと黒のエボニー、
オレンジ系のタンジェリンバースト、スモークハウスバーストなど
スタジオにしかない色も魅力の一つと言えるでしょう。
はじめてのギブソンや、セカンドギターとしてレスポールの音が
欲しい人には最適では?
↑の動画はスタジオとトリビュートの比較動画です。
ルックスにこだわらないのであれば、非常にどちらも非常に
使えるギターという風に感じますね。
Les Paul Tribute(レスポール トリビュート)
レスポールのハイコストパフォーマンスモデルと言えば長らく
レスポール スタジオだった印象がありますが、
レスポール・トリビュートは艶消し塗装である、
サテンフィニッシュを採用することで、研磨工程を減らし
更なるコストダウンに成功した機種です。
サテンフィニッシュのギターは価格が安いものが多いですが、
塗膜が薄くなりやすく独特の質感や触り心地を持っていることから、
敢えて使っているプレーヤーもいます。
ネックグリップに関しては肉付きの良い50年代レスポールを
イメージしたラウンドグリップでペグもヴィンテージデラックスの
キーストンタイプのプラ素材のタイプであったり、
コントロール系統は2V2Tで3Wayトグルスイッチと
ヴィンテージよりのスペックである事から、トラディショナルの
廉価版と言った印象を受けますが、
ピックアップにはややモダンで中域が強めの490Rと490Tや
ナッシュビルタイプのブリッジなど所々にモダンなスペックも
盛り込んでいます。
サテンフィニッシュとラウンドグリップが気にいるようなら、
レスポール・スタジオよりもコスパが高いギターに感じるのでは?
ポジションマークがドット・インレイの、
レスポール スタジオ トリビュートもリリースされています。
こちらのモデルもスタジオ同様に自分好みにカスタマイズするプレーヤーが
多い印象ですね。
レスポール ジュニア・スペシャル
レスポール スタンダードのスチューデントモデルとして
販売された廉価モデルです。
ボディ・ネック共にマホガニーのみで余計な装飾を廃し
ブリッジも50年代初期のレスポールに搭載されていた
ストップバーテイルピースという非常にシンプルなモデルです。
P-90の太いミドルをもった歯切れの良いサウンドと相まって
非常に個性的なギターで廉価版とは言え、今でも根強いファンを
持つモデルです。
1ピックアップがジュニア、2ピックアップがスペシャルで
どちらもダブルカッタウェイのモデルも用意されています。
おすすめ レスポール、各モデルの比較表
ここからは各モデルの仕様を表にして比較してみました。
基本的には2019年スペックを比較しています。
レスポール・ジュニアとスペシャルに関してはスペックが大きく違うので
興味のある方はジュニアとスペシャルの詳細記事を御覧くださいね。
各モデル共に年代毎に微妙に変化していますので、
ご注意下さい。
木部・寸法を比較
トップ材グレード | 指板 | 指板R | ウエイトリリーフ | ネックグリップ | ナット幅 | 塗装 | |
トラディショナル | AAグレード | ローズウッド | 305R | なし | ラウンデッド | 43.05mm | グロス ニトロセルロースラッカー |
クラシック | メイプルトップ | トラディショナル (9穴) | スリムテーパー | ||||
スタンダード | AAAグレード | コンパウンドラディアス | ウルトラモダン | アシンメトリースリムテーパー | |||
ハイパフォーマンス | AAA+グレード | リッチライト | アシンメトリースリムテーパー/ファーストアクセルヒール | 44.32mm | |||
モダン | メイプルトップ | エボニー | アシンメトリースリムテーパー/モダンコンタードヒール | 43.05mm | |||
カスタム | 305R | なし | モデルによる | モデルによる | |||
スタジオ | メイプルトップ | ローズウッド | ウルトラモダン | スリムテーパー | グロス ニトロセルロースラッカー(ボディバインディング無し) | ||
トリビュート | ラウンデッド | サテン ニトロセルロースラッカー(バインでィング無し) | |||||
デラックス | トラディショナル (9穴) | ラウンデッド | グロス ニトロセルロースラッカー |
ネック材はマホガニー、ボディ材はメイプルトップで
マホガニーバックは共通です。
ハードウェア・パーツ類を比較
ネット材 | ペグ | フレット | ブリッジ | ピックアップ | コントロール | |
トラディショナル | テクトイド | ヴィンテージ デラックス(キーストーンボタン) | 低温処理 | ABR-1 | バーストバッカー1、2 | 2V2T3Wayトグルスイッチ |
クラシック | グローバー ロトマティック(キドニーボタン) | バーストバッカー61R、 61T(オープンゼブラ) |
2V(コイルタップ)、2T(フェイズ)、3Wayトグルスイッチ | |||
スタンダード | グローバー ロック式ロトマティック(キーストーンボタン) | ナッシュビル | バーストバッカープロ リズム、リード |
HP-4 ハイパフォーマンス サーキット | ||
ハイパフォーマンス | チタン | ナッシュビル (チタンサドル) |
バーストバッカープロ リズム、リード+ |
|||
モダン | グラフテック | ミディアムジャンボ | ナッシュビル | 2V(コイルタップ)、2T(フェイズ)、3Wayトグルスイッチ | ||
カスタム | ナイロン | クルーソン ワッフルバック | 機種による | 機種による | 機種による | 機種による |
スタジオ | テクトイド | グローバー ロトマティック(キドニーボタン) | 低温処理 | ナッシュビル | 490R、498T | 2∨(コイルタップ)、2T、3Wayトグルスイッチ |
トリビュート | グラフテック | ヴィンテージ デラックス(キーストーンボタン) | ミディアムジャンボ | 490R、490T | 2V2T3Wayトグルスイッチ | |
デラックス | クルーソン スタイル(キーストンボタン) | ??? | ミニハムバッカー | 2V2T 5 PIN connector |
ストップバーテイルピースはアルミ素材で共通しています。
レスポールを価格で比較!
トラディショナル | クラシック | スタンダード | ハイパフォーマンス | モダン | カスタム | スタジオ | トリビュート | デラックス |
302054円 | 248096円 | 366803円 | 409969円 | 302054円 | 625799円~ | 161764円 | 129390円 | 224640円 |
ドルでの定価を円に変換して比較していますが、
実売価格はもう少しお安くなっています。
デラックス2019に関しては日本限定モデルなので、
実売の定価を参考にしています。
また、カスタムに関してはカスタムショップ製の価格で、
USAは中古で探すしか無いのが現状です。
実際に比較してみるとスタジオとトリビュートのコスパの
高さは素晴らしいですね。
初心者にもおすすめ激安レスポール3選
ここからは、初心者さんやギター未経験者にもおすすめ出来る激安レスポール紹介します。
ギブソン・レスポールの基本仕様と違う部分と価格に注目してチェックしてみましょう。
PLAYTECH LP400 LP400 Flame Top
Playtech(プレイテック)は、格安通販楽器店のサウンドハウスの楽器メーカーです。
本当に利益出てる?と心配になるくらいに格安な価格設定が魅力です。当初は造りの雑さがネット上などで話題になりましたが、近年では精度も上がっていて評価も上がっている激安ギター界の注目ブランドです。
プレイテックのレスポールはスタンダードタイプ「LP400 Flame Top」はなんと、一万円台の衝撃プライスなんです。
しかも、フレイムメイプルトップにマホガニーのボディ&ネックとローズウッド指板を使った、ギブソンの伝統スペックとなっているのも嬉しいところですね。
また、ボディ材がホワイトウッドでボルト・オンジョイントの「LP400 」更に低価格です。
カラーはチェリーサンバースト、ハニーバースト、レモンバーストの3種類から選択可能となっています。
「LP400 Flame Top」「LP400 」どちらもケースは付属していないので、注意してくださいね。
BLITZ(ブリッツ) BY ARIAPROII BLP-450
国産ギターメーカー・アリアプロⅡの廉価版メーカーでもある、BLITZ(ブリッツ) BY ARIAPROIIのレスポールタイプのエレキギター「BLP-450」はギブソン伝統のセットネックを踏襲しつつも、ボディとネックにマホガニーの代替品とも言われるナトー材を採用しています。
また、ラミネートトップにフレイムメイプルが貼られているので見栄えも良いもですね。
指板材もローズウッドのに似た質感を持つ合板であるテックウッドを使うことで、激安価格を再現しています。
カラーリングは、チェリーサンバースト、ヴィンテージサンバースト、ハニーバースト、シースルーブラック、シースルーブルーから選択可能ですよ。
管理人が確認した時には、安くて2万円台前半~中頃くらいの価格設定となっていましたね。
トップにメイプルがラミネートされた「Photogenic LP380」は三万円前後です。
PhotoGenic LP-260
BLITZと並び、安ギター界の有名ブランド、フォトジェニックはキョーリツコーポーレーションが販売元となっています。
フォトジェニックのレスポールタイプ「LP-260」は、ネックにナトー材、指板にはローズウッドが採用されていますね。
ボディ材はソリッドウッドとのことなので、材質は不明ですが、マホガニーでは無さそうです。
恐らくですが、ネットと同様にナトー材かな?と思ってしまいますね。
価格帯としては、BLITZとあまり変わらず、2万円台前半~中頃で売られていることが多かったです。
アームが使えるおすすめレスポール
レスポールと言えばストップバーやチューンオーマティックブリッジなので、アームが使えない印象ですが、
- ビグスビー
- シンクロナイズド・トレモロ
- フロイドローズ
が搭載されたレスポールやギブソン以外のレスポールタイプのギターもあるんですよ。
おすすめレスポールまとめ
如何でしたでしょうか?
意外とギブソンのレスポールと言っても各モデル毎に様々な個性を
持っていることがお分かりいただけたかと思います。
今回はレスポールと名の付くモデルをざっくりとまとめて見ました。
この記事が、自分の合ったレスポール選びの参考になれば幸いです。