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ジャズマスターピックアップおすすめ10選!音の特徴を比較!

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どうも、指1ギター管理人です。

今回の記事ではジャズマスターおすすめピックアックを紹介しようと思います。

フェンダーのエレキギターの中では、特殊な形状のピックアップなので、ストラトやテレキャス・レスポールなどと比較すると選択肢は少ないですが、探してみると結構ありました!

ジャズマスターをピックアップ交換で理想のサウンドに近づけたい人は是非とも読み進めて頂ければと思います。

では、早速いってみましょう!



ジャズマスターピックアップの構造とサイズの互換性!

Pickguard

 

フェンダー社の開発したジャズマスターに搭載されたピックアップはこれまでの、細長く高さのあるシングルコイル・ピックアップとは大きく構造が違います。

ジャズマスターピックアップのボビン形状が平べったく横に大きい独特の形状をしていますが、高さは従来のシングルコイルの半分以下となっています。

この形状にすることで、ストラトやテレキャスターなどとは比較して、シングルコイルにしては図太いミドルレンジを持った音質が大きな特徴となりました。

ただし、ポールピースには従来のフェンダーのシングルコイルピックアップと同様にアルニコ・マグネットが採用されていることから、太いサウンドとは言えフェンダー特有のセンシティブさや立ち上がりの良いサウンドは健在となっています。

ワイヤーには、AWG42のプレーンエナメル皮膜の採用されていますが、ヴィンテージテレキャスターのリアやグレーボビン期のストラトと同じです。

 

ちなみに、このピックアップの構造はフェンダー社のペダル・スティールギター「Fender 1000」や「Fender 400」に搭載されていたモノを基本に開発したと言われています。

また、リアとフロントピックアップをパラレル接続したミックストーンにピックアップセレクターを選択した時には、ハムキャンセル機能を持つように、双方のピックアップは逆磁ポールピースと逆巻コイルとなっています。

フェンダーのヴィンテージ・ジャズマスターのピックアップは50年代後半~60年代中頃まではブラックボビンと呼ばれる黒いボビンの時代と、以降のグレーボビンと言う灰色のボビンの期間と70年代からはフェンダーの伝統とも言える布巻き配線材の「クロスワイヤー」がビニール皮膜のタイプの配線材に変更されています。

ピックアップメーカーもヴィンテージのクローンモデルには、この辺りまでしっかりと再現しているハンドメイド系ブランドもあるのが現状です。

ただし、ジャズマスターピックアップはストラトやテレキャスターやフルサイズハムバッカーと比較すると選択肢が少ないのも現状と言えるでしょう。

ジャズマスターピックアップの寸法!P-90との違い!

Jazzmaster-Sizing-and-Dimensions-600x563
photo by Fralin Pickups

ジャズマスターピックアップのリンディーフレーリンの公表している寸方によるとカバーも含めると、

 

  • 縦が約1.6インチ(4センチ)
  • 幅が約3.6インチ(9センチ)
  • 高さ約0.6インチ(1.5センチ)

 

ジャズマスターピックアップと似た形状でよく間違われますが、P-90は、リンディーの公表値を見ると、

Soapbar-Dimensions-9
photo by Fralin Pickups

 

  • 縦が約1.4インチ(3.5センチ)
  • 幅が約3.4インチ(8.6センチ)
  • 高さが約0.65インチ(1.6センチ)

 

となっていて微妙に違ってきますので、キャビディの互換性が無く場合によっては少しザグリが必要になる可能性がありますね。

また、ネジ止めの位置も違うので、無改造での載せ替えは出来ません。

ジャズマスターピックアップはギブソン社のシングルコイル「P-90」と混同され、サイズ的な互換性もあると思われがちですが、大きさは全く違いますので交換は出来ませんので注意が必要ですよ。

 

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ピックアップの選び方



ジャズマスターピックアップおすすめモデル徹底比較!

ここからは実際に販売されているジャズマスターピックアップ、おすすめモデルを比較することで、自分の理想の音のピックアップを見つける手助けになればと思います。

では、早速見ていきましょう!



フェンダーUSAジャズマスターおすすめピックアップ2選

Fender PURE VINTAGE ’65 JAZZMASTER  PICKUP

フェンダー社からジャズマスター用リプレイスメントピックアップの代表選手は65年製のジャズマスターのサウンドを狙ったモデル「PURE VINTAGE ’65 JAZZMASTER」を紹介します。

ピュアヴィンテージ65ジャズマスターの素材は、

 

  • マグネット:アルニコⅤ
  • フラットポールピース
  • ファイバーボビン(グレイ)
  • ワイヤー:エナメル皮膜
  • 配線材はフェンダー伝統クロスワイヤー

 

と65年製ジャズマスターに搭載されていた仕様を踏襲していますね。

数値的なスペックは、直流抵抗値とインダクタンスとフェンダーから公開されているトーンチャートが

・フロント&リア:6.8kΩ、3.2H

・トレブル:フロント 6、リア 7
・ミドル :フロント 4、リア 5
・ベース :フロント 7、リア 5

・出力は5段階評価で2

となっていて、ピックアップカバーはホワイトのみとなっています。

↑スクワイヤーのジャズマスターにPURE VINTAGE ’65 JAZZMASTERピックアップを搭載したビフォーアフター動画です。

スクワイヤーの現行のピックアックと比較すると、ピュア・ヴィンテージ65は上と下の帯域がキュッと引き締まって使いやすそうなサウンドになった印象を受けました。

大域的にはフェンダーらしいハイミッド辺りにピークがあり爽やかな高域成分が多くジャキっとした感じがありピッキングへの反応の良さが個人的に好きです。

フェンダー特有の低域の艶もピュアヴィンテージに分があるように感じました。

逆にスクワイヤーのジャズマスターピックアップは全体的にルーズなサウンド傾向にあるような印象ですが、歪ませた時のパワー感はありますね。

 

Fender  V-Mod Jazzmaster  Pickup

「V-Mod Jazzmaster」は、フェンダージャパン製の60’sジャズマスターやアメリカンプロフェッショナル・ジャズマスターなどに標準搭載されているピックアップです。

V-Mod Jazzmasterの開発には、音にうるさいことでも有名なギタリスト「エリック・ジョンソン」氏のシグネイチャーピックアップの開発者でもあるマイケル・フランク氏が設計していることから、サウンドへの期待が持てそうなピックアップだと言えるでしょう。

サウンド傾向としては、ヴィンテージサウンドをベースにしながらも少しパワーを足したモダンなさとモダンで現代的な音楽にも対応できる幅広いニーズにマッチする音だと言われていますね。

V-Mod Jazzmasterの素材としてはピュアヴィンテージと同じく、

 

  • マグネット:アルニコⅤ
  • フラットポールピース
  • ファイバーボビン(ブラック)
  • ワイヤー:エナメル皮膜
  • 配線材はフェンダー伝統クロスワイヤー

 

となっていますね。

更に数値的なスペックを見てましょう。

・フロント:7.6kΩ、3.6H

・リア  :8.2kΩ、4.5H・トレブル:フロント 6、リア 6
・ミドル :フロント 6、リア 6
・ベース :フロント 5、リア 5・出力は5段階評価で3

直流抵抗値とインダクタンスとフェンダーから公開されているトーンチャートが上記のようになっていて、ピックアップカバーはホワイトのみですね。

 

↑はV-Mod JazzmasterとPURE VINTAGE ’65 JAZZMASTERの音声比較動画です。

動画はクリーントーンだけですが、V-modはたしかにパワフルで元気な印象で、高域がセンシティブでニュアンスが伝わりやすそうなのはピュアヴィンテージという印象を受けました。

明確にキャラクターが違う2種なので、求めるサウンドによるチョイスがしやすいですね。

 

セイモアダンカンおすすめジャズマスターピックアップ5選

セイモアダンカン ・SJM-1 Vintage for Jazzmaster

リプレイスメント・ピックアップメーカーの大御所であるセイモア・ダンカンはジャズマスター用のピックアップを多数販売しています。

その中でも、「SJM-1 Vintage for Jazzmaster」は1950年代のヴィンテージのジャズマスターピックアップの再現を目指したモデルです。

基本的な仕様は、

 

  • マグネット:アルニコⅤ
  • フラットポールピース
  • ボビンの色はブラック
  • 配線材は布巻きクロスワイヤー

 

となっていますね。

更に数値的なスペックを見ていきましょう。直流抵抗値・レゾナンスピークとダンカンから公開されているトーンチャートは以下の通りです。

 

・フロント:7.75kΩ、9kHz
・リア  :8.4kΩ、8.81kHz・トレブル:6
・ミドル :6
・ベース :4・出力:ヴィンテージ

さらに、SJM-1はセットで使った時にハムキャンセル効果が得られるように、フロントピックアップは逆磁・逆巻となっていますね。

ただし、ピックアップカバーは同封されていないので、注意が必要ですよ。

 

 

動画を見る限り、メーカーからの紹介通りにサーフミュージックにバッチリな艶のある中高域が魅力のピックアップだと言えそうですね。

動画の後半で見られる激しく歪ませたサウンドでは、腰の強い太めのサウンドで、フェンダーの通常のシングルコイルとは違ったパワー感も感じることが出来ました。

ヴィンテージ・ジャズマスターがサーフミュージックだけでは無く、オルタナティブ・ロックやグランジ系のギタリストに好まれる理由も分かる気がしますね。

フェンダー社のピュア・ヴィンテージ65と同様にフェンダージャパンやスクワイヤーなどに搭載すると良い結果が出ているとの口コミや評価が多いモデルでした。

 

 

セイモアダンカン ・SJM-2 Hot for Jazzmaster

 

セイモア・ダンカン製「SJM-2 Hot for Jazzmaster」は、その名の通りSJM-1ヴィンテージのベースにワイヤーの巻数を増やしたハイパワーモデルです。

見た目はヴィンテージのままに、伸びやかでローミッド辺りのゴツいロック向きの音が理想だと言う人に向けたピックアップだと言えるでしょう。

基本的なスペックとしては、

 

  • マグネット:アルニコⅤ
  • フラットポールピース
  • ボビンの色はブラック
  • 配線材は布巻きクロスワイヤー

 

となっていますね。

直流抵抗値・レゾナンスピークなどメーカーからから公開されているトーンチャートは以下の通りです。

 

・フロント:10.95kΩ、6.5kHz
・リア  :14.11kΩ、5.21kHz・トレブル:5
・ミドル :4
・ベース :8・出力:ハイアウトプット

 

SJM-2 Hot for JazzmasterもSJM-1と同様にフロントピックアップが逆磁・逆巻となっていてピックアップカバーは付属していません。

 

↑の動画はフェンダージャパン製ジャズマスターJM66BのフロントにSJM-2、リアにSJM-3を搭載したデモ映像です。

フロントピックアップでのカッティングプレイがメインですが、リア・フロント共に図太いサウンドですね。

ジャズマスターで歪みを多様して図太いロックサウンドを鳴らしたいプレイヤーには最適なピックアップだと言えるでしょう。

動画では、フロントピックアップに使用していたましたが、管理人的にはリアにSJM-2、フロントにSJM-1だとオールマイティーに使えそうな印象を受けました。

ダンカンは更にハイパワーで図太いサウンドのジャズマスター用ピックアップがありますが、次の項目で紹介しますね。

 

セイモアダンカン SJM-3 Quarter-Pound for Jazzmaster

 

「SJM-3 Quarter-Pound for Jazzmaster」はセイモアダンカン製のジャズマスター用ピックアップとして最もハイパワーで低域の強いモデルです。

従来のジャズマスターには無い、音圧が欲しい人向けのピックアップと言えるでしょう。

基本的なスペックとしては、

 

  • マグネット:アルニコⅤ
  • 0.25インチ経の極太ポールピース
  • ボビンの色はブラック
  • フォームバーワイヤー使用のカスタムコイル
  • 配線材は布巻きクロスワイヤー

 

となっていますね。

直流抵抗値・レゾナンスピークなど、メーカーからから公開されているトーンチャートは以下の通りです。

 

 

・フロント:11.85kΩ、5.2kHz
・リア  :12.97kΩ、5kHz

・トレブル:6
・ミドル :5
・ベース :9

 

 

SJM-2 Hot for JazzmasterもSJM-1と同様にフロントピックアップが逆磁・逆巻となっていてピックアップカバーは付属していません。

↑の動画はダンカンのヴィンテージ系ピックアップアンティクイティとSJM-3クォーターパウンドのサウンド比較をしています。

もはや、ハムバッカーの様な分厚さのサウンドで従来のジャズマスターのサウンドではなくなってしまっているような印象ですね。

管理人的には、ジャズマスターにハムバッカーを搭載してみたいけど、ザグリ直しはちょっと…と考えているギタリストには取り敢えず図太い音を試せるピックアップと言うことで良さげな印象を受けましたね。

ただし、極太ポールピースやワイヤーの巻数を増やしても構造自体はシングルコイルなので、あまり歪ませすぎるとノイズも目立つと思われます。

ジャズマスターで異次元のファットさを求めるならSJM-3クォーターパウンドが、お手軽さ・入手のしやすさ・価格の面で良いのでは?

 

セイモアダンカン AQ-JM ANTIQUITY for Jazzmaster

セイモアダンカンのアンティクイティシリーズは通常ラインよりも更にヴィンテージの細部までの再現に拘った製造ラインで作られ全製品がバンドワイヤリングによる手作り高品質な

「AQ-JM ANTIQUITY Jazzmaster」は1950年代のジャズマスターピックアップをセイモアダンカン流に再現したクローン系ピックアップですね。

素材を見てみると、

 

  • キャリブレーション済みアルニコⅡマグネット
  • フラットポールピース
  • ボビンの色はブラック
  • カスタムコイル
  • 配線材は布巻きクロスワイヤー

 

と通常ラインと比較するとキャリブレーション済みのアルニコマグネットが採用されている所が注目ですね。

直流抵抗値などメーカーからから公開されているトーンチャートは以下の通りです。

 

 

・フロント:8.2kΩ、
・リア  :8.4kΩ

・トレブル:5
・ミドル :4
・ベース :5

 

 

セイモアダンカンの他のジャズマスター用ピックアップと同じようにフロントピックアップが逆磁・逆巻となっていてピックアップカバーは付いてきません。

↑の動画はジャズマスター用ピックアップ、ダンカンのアンティクイティⅠとⅡと更には1959年製ヴィンテージのサウンド比較動画です。

ちなみに、最初のピンクのジャズマスがアンティクイティⅡ、次のべっ甲ピックガードがアンティクイティⅠ、最後のアノダイズドガードの個体が1959年オリジナルのようですね。

1959のサウンドは素晴らしいですが、ⅠとⅡを比較するとⅠのサウンドが若干、甘めで立ち上がりがソフトさと奥行き広さを感じました。

メーカーでは受注生産と表記されていますが、割と通販などでも在庫のあるショップが見かけられるので、入手するのはそこまで難しくはないと思われますね。

SJM-1では満足できないヴィンテージサウンド好きには少し高価ですが、良い選択肢になるのでは?

 

セイモアダンカンAQ-2 JM ANTIQUITY II for Jazzmaster

セイモアダンカンのアンティクイティシリーズのⅡは60年代のグレイボビン期のサウンド復刻を狙ったピックアップです。

「AQ-2 JM ANTIQUITY II for Jazzmaster 」はⅠと比較すると、カラっとしたサウンド傾向ですね。

素材の仕様は以下の通りです。

 

  • キャリブレーション済みアルニコⅤ
  • フラットポールピース
  • ボビンの色はグレイ
  • ヘビーフォームバーワイヤー使用のカスタムコイル
  • 配線材は布巻きクロスワイヤー

 

直流抵抗値などメーカーからから公開されているトーンチャートは以下の通りです。

 

・フロント:8.2kΩ
・リア  :8.6kΩ・トレブル:7
・ミドル :5
・ベース :5・出力:ヴィンテージ

 

セイモアダンカン製の他のピックアップと同様にフロントピックアップが逆磁・逆巻となっていてピックアップカバーは付属していません。

アンティクイティⅠとⅡの比較でも分かりますが、少しアタッキーでハイミッドの辺りにピークがあるように聞こえますね。

ヴィンテージっぽいサウンドが好きだけど、アンティクイティⅠの音はヌルい!と感じる場合はⅡの方が良さげな印象です。

ただし、こちらも通常ラインのダンカン・ピックアップより少し、お高いですね。。。

リンディーフレーリン ジャズマスターおすすめピックアップ

米国の手巻きピックアップメーカーの老舗であるリンディー・フレーリンからは、その名も「LINDY FRALIN   Jazzmaster」が発売されています。

厚みのあるミドルレンジ、トップとボトムのクリアな音像とワイドレンジで解像度の高いサウンドを目指したリンディー風ヴィンテージジャズマスターの音を目指したピックアップですね。

素材の仕様は、

 

  • メイドインUSAアルニコ5マグネット
  • 42AWGヘビーフォームバーワイヤー
  • ハンドメイド製のフェイバーボビン

 

と、かなり拘りが詰め込まれていそうな印象で更に品質には絶対の自信を伺わせる、10年保証とオフィシャルサイトには表記されていました!

これは素直に凄いですね!!!

また、リンディーフレーリンのピックアップは、リアとフロントでの音量差をなくすために巻数を調整しています。

その結果、直流抵抗値が以下のようになっていますね。

 

・フロント:7.3kΩ
・リア  :8.3kΩ

 

これ以外の細かなスペックや数値に関しては、企業秘密なのか不明ですね。また、カバーは白または黒から選択可能となっています。

↑はバッカスのジャズマスタータイプBJM-60にリンディーフレーリンのジャズマスターピックアップを搭載したサウンドチェック動画です。

かなり輪郭のクッキリとした音像ですね。

管理人はリンディーのジャズマスターピックアップは試したことは無いのですが、ムスタングやストラト・テレキャスターなど今まで数多くのエレキギターに搭載したことがある印象ですが、輪郭のしっかりしたクリアな音像は、このブランドの特徴だと感じています。

歪ませても、しっかりとコード感が残り、プリセット・スイッチの操作にも素直に追従してくれているように感じますね。

ジャズマスターに限らず実音がクッキリと出て埋もれにくい音が欲しいなら、リンディーは良い選択肢だと思いますよ。

ただし、人によってはピッキングのニュアンスがモロに出るので弾きにくいと感じる場合もあったので、玄人向けかも。。。

VANZANDT(ヴァンザント )for J.Master Hornet Pickup Set

 

テキサスサウンドの売りのハンドメイド手巻きピックアップ・ブランドのヴァンザント からもジャズマスターピックアップ「Hornet Pickup Set 」販売されています。

メーカーの公式の情報ではジャズマスターらしいジャリっと感のある高域を保ちつつ、更にファットなサウンドを目指したピックアップとのことでした。

素材の仕様や細かなスペックは、公開されていませんが、

 

  • 直流抵抗値が8.0kΩ前後
  • ワイヤーの巻数を増やしたコイル

 

が特徴のようですね。

また、米国の本社のヴァンザントの公式サイトには、for J.Master HORNET SETの販売はされていませんでした。

もしかしたら、日本国内向けのみの製造なのかも知れませんね。

動画のヴァンザントブランドのPGM制作のジャズマスターには 、HORNET SETが搭載されていますが、更に動画では30秒辺りに触っていた、HORNETスイッチという直列スイッチをオンにすることで擬似ハムバッカーサウンドになると言う面白い機能も搭載されていした。

入手性はあまり良くないですが、他とは違ったサウンドを試したいジャズマスター使いには面白い選択肢となりそうですね。

 

 

Lollar(ローラー) pickups jazzmaster

ジェイソン・ローラー氏が率いる米国のハンドメイド手巻きピックアップブランドのローラー・ピックアップからもジャズマスター用ピックアップが発売されています。

ローラー製ジャズマスターピックアップはオリジナルの再現モデルとなっていて素材には、

 

  • 選別されたアルニコⅤマグネット
  • フラットポールピース
  • 配線材はクロスワイヤー

 

が使われていて、直流抵抗値とインダンクスとトーンチャートは、5段階評価で以下の通りとなっています。

 

・フロント:8.4kΩ、4.3H
・リア  :8.8kΩ、4.7H

・トレブル:4.1
・ミドル :5
・ベース :4.8
・アタック:4.5・出力  :3.5

フロントのリアは音量差が出ないようにターン数が調整されています。

↑の動画はフェンダー製62リイシュージャズマスターにローラー製ジャズマスターピックアップを搭載した試奏動画です。

動画を見る限り、ジャズマスターのブリッジはマスタリーブリッジとなっていますね。

ローラーピックアップは、同じく手巻きブランドのリンディー・フレーリンと比較するとクッキリ・ハッキリサウンドと言うより暖かいサウンドで適度な柔らかさが魅力だと感じました。

管理人はローラージャズマスターピックアップが搭載されたエレキギターを弾いた事はないですが、ストラトやテレキャスでは触った記憶があります。

その時のローラー特有の暖かみのある軽やかなサウンドだなと言う印象を持ちました。

それほど、日本国内ではユーザーが多いピックアップでは無いですが、理想とするサウンドイメージに近い人はいそうですね。

 

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(現在工事中、記事の続きが気になる方はブクマなどして頂けると嬉しいです)

 

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