フェンダームスタング66

どうも、指1ギター管理人です。

今回はフェンダー社でも非常に個性的なギターである、
ムスタングの音の傾向や特徴についてまとめて行こうと思います。

スチューデントモデルと言うことで初心者にも弾きやすいと言われたり、
同社の看板商品でもある、ストラトやテレキャスと比較すると
チープなサウンドと揶揄される事もあるムスタングですが、

初心者には、このギターがぶっちゃけどうなのか?を
管理人の目線からわかりやすく解説して行こうと思います。

ではでは、早速いってみましょう!!!

ムスタング最大の特徴

フェンダー・ムスタングの大きな特徴を
3つの項目に分けて解説していきます。

ムスタングをムスタングたらしめる最大の理由となるのは、
このスペックから来ていると言っても過言では無いでしょう!

ショートスケール

ショートスケールとは通常のフェンダー社のギターが採用している、
647.7mm(25 1/2インチ)のロングスケールと呼ばれる
いわゆる「フェンダースケール」とは違い、
短めの609.6mm(24インチ)の長さのネックの事を指します。

管理人所有のストラト&テレキャスと実際に
床の板の継ぎ目をヘッドの合わせて並べてみましたが、
見ての通りムスタングは1フレット分ほど短いぶん、
ヘッドがデカく見えますね!

短いスケールを持つショートスケールでは、
フレットの間隔も狭くなる事で初心者や手の小さな子どもや女性でも
比較的、楽にギターを演奏出来ると言うメリットがあります



ちなみに、レスポールをはじめギブソン社のギターの多くは、
この中間である628.65mm(24 3/4インチ)の
ミディアム・スケールが採用されています。

このショート・スケールですが、フェンダー社では、
ムスタングの原型とも言われるギターである、
ミュージックマスターとデュオソニックや上位機種として
発売されたジャガーにも採用されています。

いずれも、従来のフェンダースケールが21フレットなのに対して
22フレット仕様となっていますが、ハイポジションでは
逆に手の大きな人には弾きにくく感じるかも知れません!

また、スケールの短さからくるテンション不足に、
生音に音の張りも無いと感じる事もあるようですが、

管理人は、これには対策として弦のゲージを太くする事で
対応しています。(管理人は11-49のゲージ)

また、テンションを稼ごうと思えば他にも調整するポイントが
ありますが、ゲージを上げるのが手っ取り早いですね!

ダイナミックヴィブラート チューニング 調整大事

ムスタングのショートスケールと並ぶ最大の個性として、
ダイナミック・ヴィブラートと呼ばれるトレモロユニットが
搭載されている事をあげることが出来ると思います。

なぜなら、このトレモロユニットはフェンダー社で
唯一ムスタングにのみ採用
されていて、
非常に軽いタッチで可変幅の大きいアーミングが可能になっています。

ギタリストのcharさん筆頭にトリッキーでインパクト大の、
アーミング・プレイが軽々と行う事が出来る反面、
しっかりと調整していないとチューニングが狂いやすいと言う面も
持ち合わせています。

というのも、テイルピースに関してはスプリングで固定する事によって、
完全には固定されていませんが、これだけならストラトの
シンクロナイズド・トレモロとあまり変わりませんね?

ムスタングの場合は更にアンカーに刺さっている様に見える
6つのサドルが乗っかったブリッジプレートの足の部分が
レスポール等に採用されているチューン・オー・マティックなどの様に
固定されている訳では無いのがポイントです。

実はこのアンカーの底はすり鉢状になっている上に、
ブリッジの足の先端はネジの先が出っ張っている状態になる事から
アーミング時にはテイルピースと共にブリッジも可動します。

この構造によって、軽いタッチでのアーミングが可能な反面、
しっかりと調整されていないとチューニングが狂いやすくなる訳なんです。

この辺りの、あえて不安定に作られた構造によって共振しやすく、
アームを使わない場合でも独特の暴れた所謂「じゃじゃ馬」サウンド
(管理人的には音の芯が散った印象)となる訳です。

また、管理人の経験上、テイルピースの調整によって微妙にサウンドを
変えることが可能だと感じています。

このことから、アームを使わないしもっと芯のある音にしたい
プレーヤーはブリッジをチューン・オー・マティックに改造したりする訳です。

オリジナルピックアップとセレクタースイッチ

ムスタングは専用のオリジナルピックアップが開発されています。
ターン数が少ない上に、ストラトやテレキャスのリアとは違い
ピックアップカバーに、ポールピースの穴がありません。

ルックス的な印象も他のフェンダーギターとは若干違いますが、
これはノイズ対策の為の仕様だと言われています。

ムスタングのピックアップは、ターン数が少なめで
元々パワーが弱く設計されていますが、ポールピースも
カバーが被せることが出来る様に、フラットポールピース形状になっています。

ムスタング特有の爽やかな高音域は、これらの構造が少なからず
影響を与えていると考えるのが自然でしょう!

また、ピックアップセレクターも非常に個性的で、
ピックアップ毎にON/OFF/ONが可能となっていて、

  • リア
  • リア & フロント パラレル(フェイズ・イン)
  • リア & フロント パラレル(フェイズ・アウト)
  • フロント

の4つの音色が選択する事が可能です。

最大の特徴はフェイズ・アウトですが、
これはピックアップを逆位相で繋いだ状態のハーフトーンとなり、
低音がごそっと削られ中域に音が集中するケロケロとし
た独特のフィルターを通した様なサウンドになります。

もともと、チープなサウンドが売り(?)のムスタングですが、
フェイズ・アウトの音は更にチープでB級感のある音で非常に面白いですよ(笑)

ムスタング特有のジャキジャキしたサウンドが、
気に入らない場合はピックアップの交換がてっとり早いですが、
それも、まずはアンプやエフェクターなどでサウンドを追い込んだ後の
最後の手段と考えるのが良いと思いますね!

フェンダームスタングの音の傾向!弱点と魅力とは?

フェンダー・ムスタングの音は愛用者にすら、

  • サウティーンが弱い
  • レンジが狭い
  • じゃじゃ馬

とボロカスに言われる事の多いですが、
ポジティブに捉えれば、

  • 歯切れが良い
  • 爽やかなサウンド
  • ワイルド

とも考えられます。
これらの要因の原因と管理人の考える解決方法などを
一つ一つ考察してみますね!

サスティーンに関しては、
構造的にブリッジがあまり固定されておらず、
あそびの部分が大きいことが要因と考えられます。

ですが、他のトレモロ・ユニットと比較しても、
かなり軽いタッチでアーミング可能なのは、
この構造による部分が大きいです。

なので、アームを仕様しないギタリストの中では、
大掛かりな改造になりますが、ブリッジを完全に固定式にしてしまう事に
踏み切る事もあるようです。

では、次のレンジが狭いという問題ですが、
これは木工の部分とエレクトロニクスの両面から
考えてみましょう!






木工部分ではムスタングはネックもスリムで
ショートスケールなこととボディーの木部が他のギターと比較して
少ない事が大きく影響していると考えられます。

ムスタングのボディーは良くコンパクトで抱えやすいと言われるていますが、
実はパッと見るとストラトと並べても、面積自体はやや小さい程度です。
レスポールと並べると本当に、少しの違いしか無いんですが
ボディー厚が圧倒的に薄いのです。

一概には言えませんが、ボディーが薄いギターは中低音が薄く、
ボディーが厚いギターは豊かな低音が得られやすいと一般的には言われています。

ムスタングに限らずギブソン社のレスポールとSGでは、
同じハムバッカーのギターでも個体差はあれど一定のサウンド傾向に違いが
あるのは構造の違いによると一般的には考えられています。

この事からムスタングは元々、中低域の響きが弱いボディー形状といえるでしょう。

では、ピックアップに関してはどうかと言うと、
前述した通り、ターン数が少なく高域を拾いやすくセンシティブな
サウンド傾向になると考えられています。

このことから、ムスタングがボディー厚が薄く高域を拾いやすい
ピックアップが搭載されているギターと考えると納得が行くと思います。

グランジ系ギタリストがムスタングを使いながら、
分厚い音の壁の様な轟音サウンドを構築するために
ハムバッカーに改造する事が多いのも納得の行く話です!

ストラトやテレキャスの様にロングスケールで
シングルコイルを搭載したギターほどトレブリーにはならず、

レスポールの様にボディー厚がありハムバッカーが搭載された
ギターほど豊かなローエンドが出ないと言うことで
レンジが狭い=中途半端な音と感じることがある様ですが、

初心者が最初の一本として選ぶなら、それほど違和感は感じないと
管理人は思います。

では、3つ目のじゃじゃ馬サウンド、

これに関しては管理人個人的には前述したトレモロの構造による、
不安定性とショートスケールによるテンション感の緩さから来るものと
考えています。

更に付け加えると、
薄いボディーは前述した通りレンジが狭いと言われますが、
反面、木の質量が小さくなると言う事で鳴らしきりやすいと言う
メリットもあります。

鳴りが良いと言うとポジティブに捉えられる事が多いのが
ギター業界の常識ですが、実は不要な振動によりサスティーンを
弱めてしまうというデメリットもあります。

音を言葉で評価するのは中々難しいですが、
ムスタングのじゃじゃ馬サウンドとは鳴りが強く
サスティーンが短めのハイ上がりなサウンドと考えると
良いのでは無いかと管理人は考えます。

フェンダー・ムスタングの評判

@Yuma052925 学生の自分には到底手が出せない値段です😅
ちなみに、自分はfenderのムスタングを愛してます///

@suunya39 うわっ、き…(自主規制)

まぁオレも、けいおん!が流行ってた時にあずにゃん好きすぎてムスタング(ギター)になりたいとか擬人化してコスしたいとか言ってたし、仕方ないよね!!(キモイ)

やっぱりムスタングもう1〜2本買う方が幸せになれる気がしてきた
やっぱりテレキャスがナンバーワン!!なんだけどムスタング弾くの楽しかったな

やっぱ自分は軽いギターが好きみたい

ストラト→レスポール→ムスタング→セミアコ→ストラト

次はヘッドレスかなー(嘘)

昨日ヴィンテージのムスタング試奏したけどプリセットスイッチ邪魔過ぎてブチ壊した。
ムスタングぶん回したい気分になった
@DJ_naru_dayo 身近な人と被りたくないからテレキャスはうちのギタボちゃんが持ってるからなーって感じです!
いまフェンダーのジャズマスとかムスタングとか丸い可愛いやつが欲しくなっている
ムスタングという名のとおり、じゃじゃ馬だからちゃんと乗りこなしてね!ヒヒーンッ
1ヵ月ぶりに帰宅してギターいじったら調子が悪い。フェンダーのムスタング。20年来の友。「わたしはもうダメです…」と嘆きのような音色。楽器屋さんに入院させるか。おお…友よ…。
フェンダームスタングの良いところは、誰がどんな弾き方をしても、フェンダームスタングの音しかしないところです。あとどういう訳かかなり歪ませても音が潰れません。イングヴェイが出力の弱いピックアップを搭載したストラトを使ってますが、多分同じ原理(てきとー)だと思います。
手には娘のショートスケールのベース持ってる、フェンダー(スクワイヤー)ムスタング。
背が低い女子はギターやベース買う時はショートスケール検討するがよし。ちなみに王子は堂島王子と同じ164cmなので男だけどギターは全部ショートスケール pic.twitter.com/BlYfij8sSu
そういえば昨日1966年製のFender USAのヴィンテージ.ムスタングを弾かせてもらった。今まで弾いてきた物とは少し違う感じや匂い、輸出入禁止になった本物のローズウッドとかとか、いやほんとにありがとうございました。さて、今日もジャンク品漁り。(に行きたいけどバイト)

まとめ

如何でしょうか?意外と奥が深いムスタングの
欠点と魅力が何となく伝わりましたでしょうか?

管理人が考えるフェンダー・ムスタングの
メリット・デメリットをまとめると、

メリット

  • 見た目がかっこ良い!
  • 弾きやすいショートスケールネック!
  • エレキにしてはスリムで軽い個体が多い!
  • 爽やかで個性的なじゃじゃ馬サウンド!

デメリット

  • チューニングが狂いやすい!
  • サスティーンが弱い!
  • スイッチが独特で慣れが必要!
  • ピックアップはローパワー!

ショートスケールのスチューデントモデルと名目で販売された事から、
初心者向けギターと思われがちなムスタングですが、
快適に演奏するには若干の調整が必要だと管理人は考えます。

実は管理人も、じゃじゃ馬でワイルドなサウンドこそが
ムスタングだと思っているのですが、
若干のサスティーンアップの為に改造は施しています!

ムスタングに限らずギターはトータルバランスであって、
様々な要素が要素が絡み合うことで最終的な出音が決まっています。

また、音だけでは無く見た目や触り心地、抱え心地によって、
そのギターに対する個々人の印象は大きく変わりますので、
自分好みの改造をしてみるのも手かも知れませんよ!

管理人の個人的な考えでは初心者がフェンダー系で
ショートスケールのギターが欲しいけどアームは必要ないし、
もっと芯のある暴れにくい音が欲しいと思うなら、

ほとんどがムスタングと同じスペックでありながら
ブリッジは弦が裏通しでハードテイル仕様の
デュオ・ソニックがオススメだと思います!

ムスタングの兄弟機とも言える、
フェンダー、サイクロンやデュオソニックなどと
ムスタングの違いをまとめた記事は以下よりどうぞ!

⇒フェンダー・ムスタングとサイクロン、デュオソニックの違いとは?



ムスタングを使いこなしてみたいけど、
不満な点がある…と悩みがあるなら改造することを
オススメします。

ムスタングを自分好みに改造する方法をまとめた記事は、
以下よりどうぞ!

⇒工事中

ムスタングの交換用ピックアップ・メーカーの音の傾向や
特徴をまとめた記事は以下からどうぞ!

⇒フェンダームスタングにオススメのピックアップと交換の注意点!

ヴィンテージ・ムスタングの魅力が知りたい方は
管理人が所有する1969年製の徹底レビュー記事をどうぞ!

⇒フェンダー・ヴィンテージ「ムスタング」の魅力を徹底レビュー!

ムスタング誕生の秘話と年代別の
音や特徴をまとめた記事に興味のある方は
以下よりどうぞ!

⇒フェンダー・ムスタング、年代別の音と特徴!ヴィンテージギターの音!

ムスタングを愛用しているアーティストを
まとめた記事は以下よりどうぞ!

⇒フェンダー・ムスタングを愛用するギタリストまとめ!

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