ストラト vs テレキャス
photo by jboylan67

どうも、指1ギター管理人です。

フェンダーギター言えばストラトキャスターが
頭の中に浮かんでくるギタリストは、
特に日本人には多いと思います。

ですが、実は米国では
カントリーミュージックの人気もあり
テレキャスターの方が好きだと言う声も
意外と多いのです。

実は管理人もテレキャスター派なのですが、
ストラトキャスターとテレキャスターの違いを
今回は主にボディーの構造に着目して考察してみようと思います。

あくまで僕の経験則と感性から来る
考察なので、一つの考え方として、
見て頂ければ幸いです。ではではいってみましょう!

コンター加工

フェンダー初のエレキギターである、
テレキャスターのボディは正に板切れと言わんばかりの
板にネックを取り付けたような形状をしています。
これぞ、またにシンプルベストなギターです

この事から角が体に触れて痛い!と言う
欠点を解消したのがストラトキャスターのボディに施された
コンター加工
です。

これはギターを抱える時にアバラの部分が
板っぽいと角があり、
その部分が体に当たってしまいます。

ストラトキャスターは、そこを滑らかに削り取ることで、
演奏者の体にフィットするようになっています。
また、この曲線美が美しいと言うことで
見た目も好きだと言う意見が多数派だと思います。

ストラト コンター

実際、今となってはコンター加工のテレキャスも
フェンダーやそれ以外のブランドからも開発生産されています。



コンター加工は絶対正義なのか?

前述の説明だけ聞くとコンター加工が無いのは、
テレキャスターなどの古いモデルだけで、
これから作るモデルに、この加工を必須にしたら
良いのでは?

と考えるのは効率化を考えれば自然な流れですが、
コンター加工すれば全てにおいて良くなるかと
言えば、そう言う訳ではありません。

コンター加工しない事によるメリットも
当然ながらある訳なんですが、それこそ


木部が減らない事!

です。

木部が減らない事でテレキャスター独特の
ストレートながらもウッディーなサウンドが作られている
と言う考え方もあり、

アバラは確かに痛いけどコンター加工無しで無いと
手に入らないサウンドがあると考えられている様なんです!

また、板っきれの無骨なルックスがワイルドで
曲線的なルックスより好きだと言う人も居ることから
コンター加工=絶対正義とは必ずしもならないのです。

日本では、初めてのギター=ストラトキャスター又は
レスポールと言う人が非常に多いこともあり、
どちらかと言えば体にもフィットする曲線美に
惹かれてしまうのかも知れませんね?

逆にアメリカ人に人気の高いテレから
エレキギターに入る人だと、
テレキャスターのサウンドに惚れ込んでしまい、
木部の減ったサウンドを敏感に感じ取ってしまったとしてたら
板ッキレのルックスも愛おしく思えてしまうのかも知れませんね!






とは言え、
テレキャスターのサウンドは好きだけど
アバラが痛いから嫌だとなった人はコンター加工付きの
テレを選ぶのも良いのでは無いでしょうか?

木部の違いによる、サウンドの変化は
確かにあるのでしょうが、テレキャスターのサウンドに
影響を与える要素は他にも沢山あります!

ストラトキャスターは木部不足?

ストラトキャスターは良く見ると、
ボディー部分でかなりの木部を損失しています。

例えばボディーの裏側には
スプリングを張るために広い空間を作ります。
そこに金属のスプリングをして
プラスチックの蓋をします。

また、3PUの構成なのでテレキャスよりも
一つ余計にピックアップキャビティーを掘ります。
そして裏面同様に大きなプラスチックの蓋をします。

この事からある意味で、シンラインの様な構造になり、
しかもプラスチックの響きと金属の響きも加味されます。
(もちろん伝統的な箱ギターとは違います。)

ギターは構造上で弦の振動をブリッジとナットで
吸収してボディーとネックの木部を鳴らす事で、
独特の響きを作り出す訳なのですが、

これを考えれば、木の材質や形状が、
サウンドに影響を与えるのは
当たり前の事と言えば当たり前ですね?

要するにテレキャスのソリッドで
ストレートな響きと言うのは
ストラトと比較して木部の損失が少ない事も
少なからず影響していると考えて間違い無いでしょう。

ストラトの場合は、
木の響きはもちろんありますが、
どこか、リバーブ感のある様なサウンドは、
裏面の空洞部分に忍ばせたスプリングが
影響を与えているのでしょう。

ただ、この2つの違いに優劣をつけるのは、
間違いだと思います!



ギターは音楽です。
音を楽しむ為のものであり勝ち負けで考えるよりも
何が好きかで考えれば良いと思いますので、
好きな音を追及する近道としてこららの知識を持つことを
オススメします。

決して木部が多いテレキャスの勝ちだ!とか
ギターだけでリヴァーブ感を持ってるストラトの響きに
テレキャスが勝てるはずも無いだろ?

みたいに考える事はとても不毛なことだと思います。
もちろん、ストラトとテレキャスの違いはこれだけではありませんが、
次回は別の視点から比較してみましょう!

ストラトとテレキャスのサウンドの違いを
木部以外の部分にフォーカスした記事は以下からどうぞ!

⇒ストラトとテレキャス、音の違い!決定的な原因はコレ!

木材の違いによる音の違いが
気になる方は以下の記事からどうぞ!

⇒ギターボディーの木材の違いによる音の変化とは?

ヴィンテージストラトキャスターの
年代別の特徴をまとめた記事は以下からどうぞ!

⇒こんなに違う?年代別ヴィンテージストラトの特徴と違い!

ヴィンテージテレキャスターの
年代毎の違いをまとめた記事はこちらへどうぞ!

⇒年代別テレキャスターの音と特徴とは?

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