良くギターの教則本やDVDなどを見ていると、
歌うように弾くと言った表現が良く出てくると思います。

歌う事とギターを弾くことの大きな違いは、
息継ぎが必要だと言うことですよね?

ギターでフレーズを止め処なく音数を並べる事はある程度の
テクニックや知識を持っていれば可能ですし、
ロングサスティーンが出る音作りを工夫したり、
フェルナンデスのサスティーナーの様な特殊な機材を使う事で
生歌では表現出来ない程のロングトーンを伸ばすことも出来ます。

もちろん、これらの表現方法も素晴らしい演奏方法の一つですが、
自分の演奏を振り返ると何か心を打つような情熱を感じない事がある人は、
もしかすると



休符を軽視している可能性があるかも知れません!

感情表現豊かでエモーショナルな歌を聞くと
息継ぎの呼吸音さえ生々しく感じてドキっとしたりしますよね?

それをギターでも、しっかり表現してあげることで、
歌うようにギターを弾く事への第一歩になるのでは無いでしょうか?
歌で言う所の息継ぎにあたる部分が休符なのです。

休符を弾く!

ギターでの休符を表現するテクニックの一つとして
ミュート(消音)があります。
この場合、私の考えではミュートとは音をただ単に鳴らさない事では無く、
ミュートを弾く事こそが重要であると考えます。






良くピアノなどの鍵盤楽器との比較で例える事が多いですが、
ピアノや歌の場合は自分が出している音を止めようと思えば脱力したり
楽器から手を離すだけでミュート出来てしまいます。

ですが、ギターの場合は特に開放弦は手を離すだけでは
音が減衰するまで、いつまでも鳴り続けてしまいます。
この様な状態で別のフレーズを弾くと、はたから見ればノイズまみれの
演奏になってしまうわけです。



要するにギターとは、音を出す為にも労力が必要ですが、
音を止める作業にも同等か、それ以上の労力が必要になる楽器で、
あることを意識するだけでも休符を弾くと言う事の意味を実感出来ると思います。

また、リズム的にもミュートを取り入れる事で
音のメリハリがついたりする事で、
似たようなリズムであっても聞こえ方や感じ方が変わる事が多々あります。

その組み合わせ方やタイミングを操る事で、
うねるようなリズム感を表現し所謂ノリの良い演奏になっていきますが、、
これをグルーヴと呼ぶ訳です。

情熱的で表現力豊かな演奏が出来ないと悩んだ時には、
一度、自分のフレーズを口に出して歌ってみると良いかも知れません。
気持ちよく歌えて高揚感を感じる事が出来れば、
それを、そのままフレーズに落とし込んで行くと言う手法も
休符を弾くと言う考え方と最終的には一致すると私は考えます。

歌では表現出来ないギター独自の演奏方法も面白いですが、
歌う事から学ぶことも少なくはないはずです。
グルーヴィーで情熱的なサウンドを目指して一度お試しあれ。

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