これまでトライアド、4和音、テンションコードと言う
基本的に音階を一音飛ばしで積み上げるコードの解説を行ってきましたが、
今回は、それらと少し変わった特殊な積み方のコードを紹介しようと思います。

特殊コードと言っても今までの表記ルールでは無いだけで、
普通に様々な楽曲の中に登場するコード達ばかりなので覚えておいて損は無いですよ!

 

dim(ディミニッシュコード)

少し特殊な音の積み方で常に短3度を4つ積み上げる
事で完成する和音です。構成音はCの場合、

Cdim = C E♭ G♭ A
      ド ミ♭ ソ♭ ラ

となります。度数で言えば、

ルート(1度) - m3rd(短3度) - ♭5(減5度) - 6(長6度)

となります。
表記ではルートのアルファベットの横にdimと書かれている事が
多いですが、○と表記する

C○

と表記される楽譜もあります。
響きは非常に不安的な印象で私はこのコード単体で聞くと
火曜サスペンス劇場を思い出してしまいます。

ですが、ジャズやポップスなどの洗練されたコード進行の流れを
作るには必須のコード
です。



ハーフディミニッシュコード(m7♭5)

続いてハーフディミニッシュコードと呼ばれる事もある
マイナーセブンフラットファイブを解説します。

今回もコードの構成音を紹介しますと、

Cm7(♭5) = C E♭ G♭ B♭
           ド ミ♭ ソ♭ シ♭

このコードの呼び名のがハーフディミニッシュと呼ばれるのは
実はインターバルが半分ディミニッシュと言うことです。

  • ディミニッシュコードのインターバル

C-1.5音-E♭-1.5音-G♭-1.5音-A-1.5音-C






  • ハーフディミニッシュのインターバル

C-1.5音-E♭-1.5音-G♭-2音-B♭-1音-C

と言うように全てが短3度の1.5音なのに対し、
ハーフディミニッシュは前半は1.5音ですが、後半は違っている
ことからハーフディミニッシュと呼ばれる事もあります。

表記でも

Cm7(♭5)

または

CΦ



と表記される事があります。
こちらもディミニッシュコードと多少似た響きですが、
不安定な雰囲気の和音で様々なジャンルで使われています。

aug(オーギュメント)コード

オーギュメントとディミニッシュの簡単に覚える為には、
まずは5度に注目するのが良いでしょう。

ディミニッシュ、ハーフディミニッシュどちらも、
減5度である♭5thの音がコードトーンに含まれています。

ルートと減5度を鳴らすと独得の不協和音とも取れる
強烈な不安感を醸し出すことが出来ますが、
オーギュメントコードの場合は、増5度が含まれます。

また、ディミニッシュは短3度が含まれるマイナー系ですが、
オーギュメントは長3度が含まれるメジャー系ですね!

こちらでもCの場合で構成音を見てみましょう!

Caug7 = C E G# B♭
        ド ミ ソ# シ♭

このオーギュメント単体であれば、
シ♭の音無しでもOKですが、短7度の音が含まれる事が
良くあります。

このコードもディミニッシュやハーフディミニッシュと同様に
不安を煽る響きですが、異質な雰囲気を持っています。

この様に、ただ単に一音飛ばした音を微調整して作られる
トライアド、4和音、テンションコードとは違った
構成音やインターバルを持つ特殊なコードがありますので、
今回に限りこれらは丸暗記してしまいましょう。

これらは伴奏には、もちろん作曲する場合にも大いに力に
なってくれますよ!

スポンサードリンク


↓ブログランキング参加中!応援ポチしてくれると嬉しいです